山ボード



'94年の春のことです。
まだスノーボードはマイナーで全面滑走可能なスキー場があまりない頃でした。
かねがね岩手山の東側のフラットなバーン?を滑りたいと思っていた私は、
ボードをザックにくくりつけ友人と二人で1泊2日の日程で岩手山に登ったのでした。

初日は、南から急登する御神坂コースを登って、8合目避難小屋泊し、
2日目は東側バーンを焼走り溶岩流にむかって滑り降り、焼走りコースを使って下山という予定でした。

8合目避難小屋。昔、岩手山測候所であった小屋。夏期は有料だが、冬期は無料。
初日、夕日を撮ろうと小屋から頂上へピストン(山用語:往復の意)。

岩手山の影が地上に落ちる。            
飯を食って眠るまで暇をつぶす。小屋の中の気温-6℃。
2日目、待望の東斜面を下る。障害物はなにもなし。眼下には、焼走り溶岩流。
溶岩流最上部の火口を目指して滑降開始!
結構な急斜面だが、フラットで滑走はとても容易。しかし、コケるとかなり滑落します。
もうそろそろ、溶岩流最上部で終点。あとは林の中なのでボードを外して歩いて下る。



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