AX日記(不定期)Part27
'08.06-'08.09

←Part26


2008.06.02
ヤ○オクで中古で購入したT○ FITの電子防錆装置「BODY GARD(ボディガード)」を取り付けた。現行モデルは「RUST STOPPER(ラストストッパー)」という商品になっている。

電子防錆装置には、「外部電源カソード防食方式」と「容量性カップリング防食方式」の二つのタイプがある。「ボディガード」はどちらかというと安価な後者。さらっと調べてみた限りでは、下記の電子防錆装置が流通しているようだ。

ホントに効果あるんだろうか?

外部電源カソード防食方式
  ラストアレスター
  ラストプロテック
  オートセイバー
  テックガード
  ラスカット

容量性カップリング防食方式
 貼付(塗装の上から)
  ラストイベイダー
  CAT
 ボディ直結
  ラスターミネーター
  ラストストッパー
  ラストプロテクター
  コロージョンプレデター

クルマに取り付ける前に、ほんとうに効果があるのか実験をしようと思っていたのだけど、結局面倒くさくなってしまって、効果があるのかもわからないのに取り付けてしまった。気が向いたら、取り外して実験してみよう。
「雨天未使用、カーポート保管」で使っていた中古だったので品物の程度は良かった。取説によると、通常はエンジンルームに設置するようだ。バッテリーから直で電源を取ると配線の長さの都合上、そうなってしまうし。しかし、現行モデルの「ラストストッパー」では「ボディーガードをさらに改良。耐久性に加え防水性が向上」と謳っているので、逆に考えて「ボディーガードは、耐久性と防水性がよくない」と判断し、熱害や水濡れの恐れのあるエンジンルームはやめて、トランクルームに設置した。
トランクルームランプのプラス配線が常時通電だったので、エレクトロタップで電源を横取り。近場のボルトにアース。パルス電流を流すものと思われるもう一本の作用電極は、リアハッチキャッチのボルトと友締め。
LEDが点灯し、電源が入っていることを示すが、点滅をするわけでもなく、動作しているのかどうかもじっさいは不明。なにか即効性があるわけでもなく、手ごたえがない作業だ。ちなみに、バッテリー保護回路付きで、12.1Vを下回るとOFFになるらしい。
これで、貫通したサビ穴やサビサビの下回りがどうにかなるとは思わないが、これ以上新たなサビを増やさない効果があることを祈ろう。

2008.06.03
巻尺を使って、なんとなくフロントのみ(トータル)トー測定。
缶コーヒーのショート缶を立てて、その高さでの左右タイヤ間の前後幅を測定。2、3分で出来ちゃいます。

前 143.65cm
後 143.40cm

缶コーヒーのショート缶上部(高さ10.5cm)で、2.5mmのトーアウト。車軸の高さ(約27cm)では、その3倍近い値になっているだろう。
ヘインズマニュアルには、設定値は3.0mmのトーアウトとあったから、これではかなりのトーアウトだ。フロントタイヤの激しい内減りは、これが原因だろう。

「(フロントストラットの)アッパーマウント交換してから、ハンドルが左に取られる」と5/3に書いた。正確には、ハンドルのセンターが2〜3度左に動き、直進時にわずかに右へ曲がっていく。
アッパーマウント交換してから、今まで以上にクルマの傾きがひどくなった。運転席(右ハンドルです)側が常に2cmほど沈んでいる。マウント交換時にダンパーのシャフトを押したり引いたり捻ったりして、ついにトドメをさしてしまったのか。上記のアライメントの乱れはこの車体の傾きのせいかもしれない。ぼちぼちダンパー交換を考えなければなるまい。

先月入れたエンジンオイル「RESPO TYPE3 10W-40」だが、これに替えてからオイルの消費量がほぼ半減したようだ。0.9L/1,000km程度だったオイル消費量が0.4L/1,000km程度にはなったかも。
粘弾性効果が効いているのか?とも思ったが、粘度の問題だろう。10W-40とは表示されているが、15W-30のようなフィール。暖まるまで硬いくせに、暖まると急激にエンジンノイズが大きくなる。でもまあ、オイル消費が少ないので良しとしよう。

2008.06.22
今週末にシトロエン盛岡のア○ゴスに入庫の予定。じつは、シトロエン正規ディーラーで整備するのは、AXに乗った9年間で初めてだったりする。
整備内容は、タイミングベルトとサスペンションダンパーの交換です。タイミングベルトはすでに3年間で8万キロ超、いいかげん交換時期ですね。ダンパーはちょっとフンパツしてKONIのSPORTを選択した。
ホントは、ヘッドOHをメニューに考えていたが、気が変わってダンパーに化けてしまった…。詳細は後ほど。

KONI SPORTは伸び側のみの減衰力調整

2008.06.29
タイミングベルト類とサスペンションダンパーの交換のため、シトロエン盛岡に入庫。
代車は、FIAT Punto Selecta。これから2週間のお付き合い。

2008.07.12
代車で2週間乗ったFIAT Punto Selecta(初代)のインプレ。

1.2リッター、右ハンドル、CVT。5ドア。走行距離は5万キロの個体。
排気温警告灯が点滅していた(笑)けど、エアコンもバッチリ効いて、アイドリングも安定、CVTも文句なし。さすがディーラーの代車。

機関良好!
富士重工製CVTとのマッチングがよいのか、1.2リッターとは思えないほど低回転でトルクフル。街乗りで70km/hまでなら、2,000rpm以下でこなしてしまう。それゆえ燃費も良好で、600km走って、14.8km/L。アクセルレスポンスもなかなか良くてエンジンブレーキもそこそこ効く設定だったけど、やっぱりATはツマラナイ。
足回りは、ダンピングが不足していて、日本車みたいでガッカリ。たった5万キロで抜けてしまったのか、もともとなのかわからないが、伸び側が明らかに足りない。将来、AXからの乗り換えに初代Punto Abarthも候補に入れていたのだけれど…Abarthのダンパーは違うのかな?
履いていたPIRELLI P3000は、ロードノイズが大きい。トレッドが硬いのか。

というわけで、2週間でもう十分だ。(笑)

2008.07.13
予定通り整備が終わったので、AXを引き取ってきた。
とりあえず、今回の整備でかかった費用を報告。部品はすべて持ち込んだので、今回支払ったのは工賃のみ。タイミングベルト関係は、中古部品を調達したりして安く抑えたぶん、足回りにちょっと奮発してしまった。

タイミングベルト及びウォーターポンプ交換、テンショナー交換、ドライブベルト交換:21,500円
ショックアブソーバー前左右交換:17,600円
ショックアブソーバー後左右交換:7,200円
フロントスタビライザーブッシュ左右交換:5,600円
税込合計54,600円

部品は、下記のとおり購入して、持込み。

タイミングベルト:5,150円(DAYCO製、M○DERN-SUPPLYから購入)
ウォーターポンプ&テンショナー:3,100円(ヤ○オクで3,000km使用の中古を購入)
ドライブベルト(MITSUBOSHI RIBSTAR 4PK1028):ぬまさんからの頂きもの
KONI SPORT ダンパー(前後一台分):68,700円(ヤ○オクのストア購入)
スタビブッシュ:2,440円×2、スタビブラケット:530円×2、取付ボルト:100円×4(フロントアウター用、純正品を購入しておいたもの)

フロントは見えないのでリアの写真

2008.07.16
ダンパー交換後、約300km走行した。
ダンパーをKONI SPORTにするにあたって、SACHS Advantageとかなり迷った。迷っているうちに、6月に入ってKONI、SACHSともに価格変更があり、KONIに至ってはAX用一台分で 1.4万円もの値上げ。早く決めておけばよかったと後悔しつつ、KONI SPORTを一台分68,700円でヤ○オクのストアより購入。KONI SPORTに決めたのは、SACHS Advantageより1.5倍ほど高価だが、ヘタってきたら減衰を上げるという目的の減衰力調整式で、長く使えそうだったから。
AX用の KONI SPORTは、フロント品番:86-2568Sport、リア品番:26-1481Sportで、Saxo&プジョー106とも共通。SACHS Advantageだと、AX(+ Chanson)と106ではリアの品番が違ったりして車種別の調整がされているが…。ちなみにスタンダード式というAX用KONI SPORTの減衰力調整は、フロントはツインチューブでロッドをいちばん押し込んだ状態で回転させて調整し、リアはモノチューブで伸びた状態でキャップのボタンを押し込みロッドを回して調整する。どちらにしても、ロッドをフリーにするための部品の着脱を伴うので、せっかくの減衰力調整式なのに気軽には調整できない。フロントは、スプリングを外さないと調整できないかも。車種によっては、簡単に調整できる外部減衰力調整機能付のKONI SPORTもあるのだが…正直羨ましい。
さて、肝心の乗り心地である。これは、ほぼ狙い通りだ。若干、縮み側の減衰が強い感じもするが、おおむね満足している。重い社外15インチホイールのドタバタ感が無くなり、車重が増した(200kgくらい?)かのような安定感&グリップ感が得られた。それにしても驚いたのは、KONIではなく、純正ダンパーの優秀さだった。22万キロも酷使したのに、新品のKONIと比べて遜色ないダンピング(とくに高ピストンスピードでの伸び側)を発揮していたのには驚く。5万キロしか走行していない代車のPuntoで感じたようなブワブワ感なんて皆無、高速走行でもいまだビシッとしていて、純正ホイールだったならダンパーを交換する必要も感じなかったかもしれない。プジョー製ダンパーは、驚くほど金がかかっているというウワサを聞く。それはきっとホントなのだろう。
今回、ダンパーの交換のみでスプリングは純正のまま。車高は下げたくなかった(社外スプリングはローダウンするものばかり)というのがいちばんの理由。さらに、KONIのいう「伸び側はショック、縮み側はスプリングと役割を明確にしているため、減衰力調整を行なっても乗り心地やギャップでの接地性の悪化を招かないまま、走りを強化できるのだ。サーキット走行などで、縮み側により強い減衰力が必要になったとき、はじめてスプリングを交換すればいい。この独自の調整機構はボディ剛性の低いクルマに対しても有効だ。KONIなら、ボディへのストレスをいたずらに与えることなく、引き締まった足回りをつくりあげることができる。」というのが、私の望むものとうまくマッチした。
以前、クルマの傾きがひどくなって、直進時にわずかに右へ曲がっていくと報告した。それが、今回のダンパー交換により、傾きはなくなり、直進性も改善された。同時にフロントスタビライザーのブッシュ&ブラケットも交換したので、旋回時のコツコツ音や段差等での低級なガタガタ音もなくなった。
フロントアームブッシュやリアビームマウント等、気になる部分もまだあるが、とりあえずは、足回りのリフレッシュ完了としていいだろう。

2008.07.17
毎年、夏になると補充していたエアコンガス。どこからか少しずつ漏れているようで、1年もたない。春ごろまでは効いていたのだが…。ぼちぼち暑くなってきたので、今年も補充せねばなるまい。
手持ちのエアコンガスは、R-12代替ガス「R-SP34E」(200g)1缶、補充用オイル入りR-12エアコンガス(100g)1缶、R12用補充オイル3缶。
そろそろ「R-SP34E」をどこかで入手しなければとおもっていたところ、ASTRO PRODUCTSで、「R-SP34E」(200g)が1,050円、「R-SP34Eオイルコンディショナー」(50g)が980円で売られているのを見つけた。送料を考えると、ヤ○オクで1缶900円のを買うまでもないか。

2008.07.20
さて、今回の整備で、タイミングベルト等の交換も行ったわけであるが、受取り時から、エンジン始動時に一瞬だけ「キュッ!」とベルトの鳴く音がしており、新品のベルトが馴染んでいないのかと勝手に判断して経過をみていた。
しかし、400kmほど走行しても収まる気配がないので、ドライブベルトを観察したところ、オルタネーターのプーリーでベルトがリブひとつぶん内側にズレて掛けられているように見えた。

ベルト自体には削れなどの損傷はなく、ベルトのすべりも発生していないようなので、掛け直せばそのまま使えそうだ。作業をしたディーラーで掛け直してもらうことにした。

ディーラーに行く直前に再びよ〜く観察したら、もともとオルタネータのプーリーのリブは一つ多くつくられており、外側ひとつ余っているのを見て、内側にズレていると勘違いしたのだった。
その旨を説明し、始動時のベルトの鳴きを診てもらった。結局、ベルトの張りを少し強めにして、鳴きはとりあえず解決したようだ。

作業待ちのあいだ、「先日の取り外した純正ダンパーはどうしますか?」というので、「抜けてるでしょ?」と訊いたら、「抜けてませんよ〜!」というので持ち帰ってきた。じっさい、確かめてみるとKONIの最弱減衰力(現在のセッティングがそう)と同等の抵抗があるし、オイル漏れもない。どんだけ純正ダンパーって丈夫なんだよ!って逆ギレに近い驚き。

さて本日、東北も梅雨明けした?ようなのでエアコンガスを自家充填した。エアコンなしではそろそろキツくなってきたし。
R-12代替ガス「R-SP34E」(200g)1缶、R12用コンディショナー(オイル15ml入50g)1缶を充填。ちょっと冷媒が少なめだけれど、問題なく効くようになった。 充填前に、エキパンからのモレをチェックしてみるも見つけられず。オイルべっとりになっているから、この部分からモレているはずなんだけど…。とりあえず、構造的にモレやすそうなエキパン下部をエポキシ系接着剤(セメダインEP-001)で封止しておいた。

2008.07.27
最近の燃費。(5/20〜7/21、日付順)

14.9、14.9、15.0、15.8、15.8、17.4、15.5、14.4 km/L

クーラーを使用しない状況での夏の燃費は、例年通りでこんなもんでしょう。7/20にガスを充填して、クーラーを使用するようになったので、次回からは燃費が落ちるだろう。

ヤ○ オクで、R-12エアコンガス(オイル20ml入り100g)4缶を送料込み2,500円で入手。最近は、R-12代替ガス「R-SP34E」にR-12 を少しでもブレンドして使うようにしている。いくらR-12用オイルとの相溶性を付加させた代替ガスとはいっても、主成分はR-12用オイルの溶解性が悪いR-134aである。ブレンドすることで、コンプレッサーの潤滑性を向上させ、焼き付きを防止するのがねらい。

ゴールデンウィークに交換したエンジンオイル「RESPO TYPE3 10W-40」だが、その1カ月後に「これに替えてからオイルの消費量がほぼ半減した」と報告した。いままでは、1,000キロ毎に1リッター弱を消費しており、次回のオイル交換までに総量で数リッター補充する必要があった。しかし、今回のオイル交換後、オイル消費はごく少量になっていったようで、 5,000キロ走行した現在でも、いまだ補充量が1リッターを超えていない。
ヘッドガスケットのモレが閉塞したのだろうか。駐車スペースに垂れて落ちたオイルのシミは、明らかに激減した。半年前に入れたオイル漏れ止め剤「飛燕 OIL sealing 119 ester power boost」が今ごろ効いたのか、偶然汚れが詰まったのか。けっして粘弾性エンジンオイルの効果でもないと思うが、近々行うオイル交換も「RESPO TYPE3 10W-40」でいこうかと考えている。10W-40というよりは、15W-40に近い感じだし。

2008.07.28
トラブルで立ち往生してしまった。

深夜のR4を盛岡から南下中、一関あたりからエンジンが吹けなくなり、宮城県に入って築館を過ぎたところで完全にストップ。ガソリンは満タンに近いのに、ガス欠のような症状。燃料がインジェクタから出ていない。燃料ポンプか?
そんなわけで、JAFに救援要請。古川から駆けつけてくれたJAFの方は、偶然にもちょうど3年前のオルタネータ死亡の際にお世話になった方だった…。
とりあえず、現場から古川までJAFでレッカーすることにしたが、距離は15kmぐらい。JAFのレッカー無料は5kmまでで、1km超過毎に600円負担しなければならない。ここで、任意保険(あ○おい損保)に付帯するロードアシスタンスサービスに電話。このサービスは、JAFとジョイント(保険会社が JAFにオーバー分を支払う)して合計60kmまで無料レッカーできる。
めでたく、JAFによる無料レッカーで「東北マツダ古川店」に入庫し(というか置いてきた)、夜が明けてきたころ、ようやく帰宅の途に。
はじめは古川駅から朝イチの新幹線に乗ろうかと思ったが、2時間以上の待ち時間。任意保険の特約には、帰宅費用も負担(3万円まで)してくれるサービスもあるので、それならばとタクシーで帰宅。ちなみに、修理の終わったクルマを引き取りに行く交通費も負担してくれる。

ひょっとしたら燃料ポンプ本体ではなくて、リレーのほうかもしれない、と帰宅してから気付いた。クルマが不調になるまで、約100kmのあいだ猛烈な土砂降りの中、轍や水溜りの水をかなり激しく跳ね上げて走行していたのだった。燃料ポンプのリレーがどこにあるのかは不明だが、濡れてしまってリレーが動作不良になったのかもしれない。

ひとまずは、マツダディーラーの診断待ちである。容易に原因を見つけられれば良いが…。
ちなみに、燃料ポンプ本体は中古をヤ○オクで調達済み。燃料ポンプがもし逝っていても、早急に対応できるだろう。その際は、別に調達済みのフフューエルフィルターも交換しよう。

2008.07.29
昨日、夜になって入庫したマツダディーラーから連絡。
燃料ポンプが原因だというが、なんか微妙に自信ない雰囲気。ポンプまで電気は来てるの?と軽くツッこむと、電気は来ているらしい。リレーは違ったか。
そんなわけで、中古の燃料ポンプを宅急便で発送。クルマに積んでいたフューエルフィルターとあわせて交換してもらうことに。

2008.08.01
昨日、クルマを受け取ってきた。偶然部品を持っていたおかげで、5日間の預かりで済んだ。
やはり、トラブルの原因は、燃料ポンプの不良だった。不思議なタイミングで偶然入手していた中古の燃料ポンプは、ヤ○オクでの取り引き(中古ウォータポンプ&テンショナー)が縁で、出品者から3カ月ほど前に譲っていただいたものだった。ついでに、M○DERN-SUPPLYから購入しておいたフューエルフィルター(BX用と同じ、3,480円)も交換。燃料ポンプの交換にあたって、「パッキンの入手が可能なら、新品で」とお願いしたが、「パッキンが単品で供給されていない」とのことで、いままでのを使い回して作業してもらった。パッキン部分のモレチェックもしたが、問題ないとのこと。

22万キロで昇天。これは交換後の写真
ちなみに、フューエルフィルターは自分で交換しようと、Straightで「ステンレスホースクランプ(7〜16mm用)2個入210円×2」を購入し、フィルターと一緒に後部座席に置いていたのだが、整備士が目ざとく見つけたみたいで、「あのクランプちょうどよかったんで使いました」との報告。同時に購入していた「ホースプーラープライヤー880円」は、今回の件で使う機会を逃してしまったか。
今回の費用の内訳は、マツダセーフティチェック3,675円、燃料ポンプ交換7,088円、フューエルフィルター交換1,575円、値引・税込合計12,300円。マツダセーフティチェックというのは、「簡単な点検も」とお願いしたもので、それにより、リアハブベアリングのガタが指摘された。また、リアブレーキ(サイドブレーキ)の調整もされていて、ペダルタッチ&ストロークが適切になり、ブレーキの効きも良くなった。
さて、走り出して驚いてしまった。全域(いずれのスロットル開度、回転数でも)でトルクが上乗せされており、とくに3,000rpm以上で目覚しいフケ上がり。これはキモチイイ。パワフルで軽やかなエンジンに変貌し、こんなに速かったっけ?という驚きだった。これまでは、ラフにアクセルを踏み込むと微かにチリチリとノッキングしていたが、それもほとんどなくなった。パーシャルスロットルでも、排気音がなめらかにつながり、明らかにきちんと燃焼がなされている感じ。いままでは燃圧が低下していて、かなりパワーダウンしていたのだと、ようやく気付いた。そのかわり、排気音は大きくなったようだ。
今回のトラブルはおそらく、未交換だったフューエルフィルターの詰まりによって、燃料ポンプに負荷がかかった末の結果であろう。いわゆるお決まりのコースだ。フューエルフィルターを未然に交換していれば、燃料ポンプは助かったかもしれない。燃圧の低下によるパワーダウン(しかしながら徐々に起こるので気付きにくい)と加速時のノッキング、それに最近の高燃費も?フューエルフィルター詰まりの予兆だったのかも。
それにしても、燃圧がこんなに効くなんて。AXと同様のインジェクションシステムをもつオールドMINIの武闘派の方々がレギュレーターを弄って燃圧制御したがるのも理解できる。そこまでいかなくても、定期的なフューエルフィルターの交換は、燃圧維持と燃料ポンプ保護のためには必要だと身をもって実感した。

2008.08.01
ちょうど4年前にBATTERYWEBCOMで購入したATLASバッテリー「562-19」は、購入当時は6,700円と激安であったが、現在は大幅に値上げされていて10,800円。ちなみに、バスケスのブライトスターバッテリー「562-19」も、4年前は13,125円だったが、現在は16,275円へ値上げされている。鉛価格高騰の折、値上げは仕方ないのだろうが…。
そんな折、「HYUNDAI」の新車搭載バッテリーというHYUNDAI ENERCELL社「Soliteバッテリー」を見つけた。ヤ○オク等でも、「562-19」が即決価格8,990円で出品されている。CMF(密閉型メンテナンスフリー)タイプのバッテリーで、ATLASバッテリーの倍の2年または40,000kmの製品保証が付く。さらに、点検用のインジケーターまで付いていて、安いくせになかなか立派である。

4年目のATLASバッテリーは、まだ問題なく使えているが、もし逝ってしまったら、次はSoliteバッテリーにしようか。

2008.08.11
免許更新。ゴールド免許になった。これで任意保険がさらに安くなる。

ついでに、ジ○ームスでエンジンオイル交換。
前回と同じ「RESPO TYPE3 10W-40 SM 部分合成油」で、エレメントも交換した。前回交換から6,000km走行し、結局継ぎ足したのは1リッターのみ。ヘッドガスケットからのモレは、ほぼ治まったといっていいだろう。

ガソリンを満タンにして帰宅後、掃除がてらリアシートを剥いで、燃料ポンプ付近のチェック。満タン状態でも、パッキン等からのガソリンのモレはなさそう。

先日のトラブルの時に、取り外したフューエルフィルターをもらってきたので、分解して中の様子を観察してみた。フューエルフィルターは、BOSCH社製「0 450 905 002」だった。アルミ製のフィルターのカシメをプライヤーで開いて分解すると、中からは真っ黒になった紙製のフィルターが。黒いヘドロのような汚れがたっぷりとこびりついていた。紙フィルター自体の強度も落ちているようで、引き出そうとしても容易に千切れてしまう。末期的な様相である。フューエルフィルターは、20万キロオーバーまでもちませんね。早めの交換を推奨します。(笑)

ポンプ死亡の原因はこいつでしょうね

さらに、先日購入したR-12エアコンガス、関西化研工業「KA"NASA"KEN NO.148 FRESH GAS」(100ml、オイル分20ml)を1本注入。

2008.08.13
古本屋で、1991〜1993年の自動車雑誌「NAVI」を見つけたので、立ち読み。
当時のNAVIの長期テストリポート車として、AX(TRS)の記事が連載されていたのだ。ウワサには知っていたが、私がAXを入手したのが連載終了して6年後ということもあって、リアルタイムはもちろん、いままでその記事を目にする機会もなかった。
3年間の長期リポートの間のトラブル記事といえば、2万キロ時点でのドライブベルト切れぐらいで、話題としてはいささか期待はずれ。文系な自動車雑誌である NAVIゆえ、テクニカルな記事があまりなかったのも残念だ。その中でも「タイミングベルトは4万キロ交換推奨」「ワンアームのワイパーは雨のときに役に立たない」「3万キロ時点でダンパーがヘタってきた」等のちょっと疑問?な記事が気になった。

2008.08.16
区間距離9kmで標高差700mを一気に下ったら、ブレーキが見事にベーパーロックした。
平均勾配でいうと約8%だから、今考えると結構な勾配だったのかも。ちなみに、日光の第1いろは坂(下り)の平均勾配は、約6%。
3速のエンジンブレーキを使って、フットブレーキをあまり使ないように気を使って、40km/h前後でゆっくり下りてきたつもりだったのに…。下りきって信号待ちの後、スカスカに。すぐボンネット開けてみると、ブレーキフルードがちょうど溢れているところだった。パッドの厚みが残り僅かだったのも、ベーパーロックの原因のひとつだったのかもしれない。
10分ぐらい冷ますと踏みごたえが戻ってきたが、ブレーキが完全に冷めるまで40分程度放置して、走行再開。若干、エアを噛んでしまったのか、ブレーキタッチは悪くなってしまった。後日、パッド交換とフルード交換(エア抜き)をするか。

2008.09.03
最近の燃費。(7/27〜8/29、日付順)

16.2、16.5、14.6、14.3、17.1、16.3 km/L

これらの燃費は、ちょうど燃料ポンプ&フィルター交換後のもの。燃料ポンプ&フィルター交換によって、明らかにパワー感が向上したので、燃費が悪化するだろうと思っていたら、昨年同時期の燃費と大差ない。14km/L台の値は、エアコン使用率が高かったときのもの。

2008.09.15
ブレーキパッドを交換した。
TEXTARからFERODO Premierへ。TEXTARは片減り(左側のみ摩耗)したせいもあって、4万キロの寿命だった。片減りの原因は、右側ブレーキのスライドピンの動作不良。知らぬ間にスライドピンのゴムキャップを紛失していて、固着しかかっていた。
スムーズに動くまで左右ともスライドピンをKUREシリコングリースメイトでグリスアップ。これで、片効き・片減りが解消すればいいが。さらに、ボロボロだったブレーキパッドピンも純正の新品に交換。パッド裏やパッドピン等には、ストレートで購入したブレーキシムグリース(480円)を使用。

2008.09.25
現在、社外ホイールに付けている165/50R15の「Bridgestone POTENZA GIII」だが、トーアウトによる内減りと以前のブレーキの片効きのせいで、左側タイヤ(回転方向指定のため、左右ローテーションができない)の摩耗がもう限界近い。夏タイヤとして約3万キロの走行だが、偏摩耗がなければ、この倍は乗れたかも。とりあえず、今シーズンはこれで乗り切るとして、来春からのタイヤを準備しなければならない。
次期夏タイヤの候補として、評判の良い「Michelin Pilot Preceda PP2」を考えていた。ヤ○オクで、業者が1本5,000円(新品)の激安価格で出品していたが、モタモタしている間に、9月のタイヤ値上げと同時に出品が消えてしまった。
タイヤのコンセプトとしては、GIII後継の「Bridgestone Playz」が「Michelin Pilot Preceda PP2」に近いのだけれども、いかんせんPlayzはトレッドとサイドウォールのデザインが気に食わない。

FERODO Premier


パッドピンも新品に


DIYでのパッド交換は2度目
GIIIのトレッドデザインがかなり気に入っていたので、似たデザインのものを探してみると「YOKOHAMA DNA S.Drive」が候補に。新品価格は、Pilot Precedaより安い。
と、いろいろ候補を考えていたが、意外な中古(ほぼ新品)のタイヤをヤ○オクで落札。意外なタイヤとは、GIIIと同じデザインの「Bridgestone T's-02」だ。知る人ぞ知る「タイヤ館」等Bridgestone系タイヤショップ専売の安売りタイヤ。見た目はGIIIそのままだが、コンパウンドはダウングレードされているらしい。しかし、腐っても?Bridgestoneだし、アジアンタイヤよりはマシでしょう。
冬の間に弟に組みつけてもらって、来シーズンからはコレでいく予定。見た目は変わらないんだけど…。

2008.09.28
昨夜、盛岡に着くとクルマの気温計が6℃台を示していた。
そして今朝、岩手山が初冠雪。1953年の観測開始以来、3番目の早さで、平年より16日、昨年より18日早いとのこと。八幡平のアスピーテラインも通行止めになったらしい。 いよいよ冬だ。今年の冬は、早く来るのだろうか?
あと1ヶ月もしたら、スタッドレスタイヤに換えなければなるまい。

KONIのダンパー、秋が深まって気温が下がってきたら、ダンパーオイルが暖まるまで、硬さを感じるようになってきた。

Part28→



このページは GeoCitiesです 無料ホームページをどうぞ



1