AX日記(不定期)Part1
'99.10-'00.1

1999.8.30
運命の出逢い。これまでの愛車を追突事故で亡くしたため、代車で次の愛車を物色中、県道沿いの中古車屋で見慣れぬクルマを発見。白く変色したバンパー、明らかに事故車とわかる塗り直し跡。おまけにルームミラーは床に脱落していた・・。値札は14万円。しかし、何かが心を捕らえたのだった。(笑)
それが今の愛車、シトロエンAX-GTである。
その後、友人を連れて何度か見に行ったが、購入に賛同してくれる友人はあまりいなかった・・。みんな胡散臭そ〜に「コレ動くの?」といった表情。
しかし、見に行く度にそのヘンタイテイストとシトロエンなのにバネというマイナーさに惹かれ、購入を決意する。(笑)

1999.10.5
納車。購入した中古車屋は産廃業も営むちょっと(かなり?)怪しげなところ。激安な車ばっかり。実際、AXの隣りにあったサニー(9万円)にも惹かれたのだが・・。(笑)
車本体の値段は10万円にまけてもらえて、車検費用(自賠責、重量税等)、整備費用込みでトータル22万円。タイミングベルト、ファンベルトは新しいのにしてもらった。ホントは22.5万円だったのだけど、ご祝儀にと5千円返してくれた。
エンジンオイルも換えてあった。スタッドレスタイヤはすでに履いていたが別なのを後でくれるという。「雪降る頃においで」とのこと。
車を受け取った帰りに車内がやけにうるさいのに気付く。「こんなもんなのか?」と疑問に思いつつも無事に家にたどり着く。途中、エンスト1回、ウィンカーとワイパーの間違えを3回してしまった。(^ ^;)

1999.10.20
AX用THULEシステムキャリア・車種別ベースキットを注文。これは950フットに取り付ける車種別のゴムと金具のキット。GTとTRS両方に対応するために計6個の金具(フロントは共用)が入っている。値段は¥6,000。
AX用のキットはもう正規には日本国内では売っていないようで、「OFFICE TAT(現在閉鎖中)」というページのAX掲示板で紹介されて手に入れたものである。
紹介されたのは「Peter Wells Japan」という輸入部品屋さんでヨーロッパ車に詳しいお店。
後日、品物が届いたが、4個あるゴムパーツのうち1つが品番違い。これはTHULE側のミス。
購入したお店にメールをすると、代理店との交渉に時間がかかるので、手持ちの中古のものを送ってくれるという。非常に親切。間違ったパーツは送り返す。

KIT64。AX専用

1999.11.2
ネット上でヘインズのAXサービス&リペア・マニュアル(\4,980)を注文。洋書なので当然、全部英語。日本語版はない。購入先は「車の本屋さん高原書店」。注文した翌日に届いた。仕事が速い!
さっそく目を通してみると、非常に詳しくてお買得だった。これは必携だ。

1999.11.12
なんとか路上で一度も止まることなく、一カ月が過ぎた。走行距離はだいたい800kmくらい。
あまり遠出はしていない。燃費は13km/lくらい。購入時からいろんなところ(とくに電装系)の調子が悪いが、 走行には全く問題なし。しかし、依然と車内の騒音がひどいのでスタッドレスタイヤをもらいに行くついでに中古車屋に相談する予定。
OFFICE TATのAX掲示板では「ホイールベアリングが逝っているのではないか」という助言が。
直れば非常に快適なのだが、金銭的な問題もある。なるべく安く直せないものか。

なにはなくとも・・

1999.11.15
AXがハイオク仕様だということを「シトロエンのメーリングリスト(CML)」ではじめて知り(購入時、取説も整備手帳も付いてなかったので)、ハイオクを入れてみた。
いままでのレギュラーガソリンでは、低回転時に無造作にアクセルを踏むと軽いノッキング音がしていたが、ハイオクを入れたらそれがなくなり、回転が少しだけなめらかになった。 しかし、この程度ならレギュラーでもいける気がする。たぶんエンジンには悪いとは思うけれど。
ちなみに上記メーリングリストの「CML全文検索サイト」でAXをキーワードに検索し、それ関連の話を一通り読んだ。すごい情報量である。

1999.11.18
もともとなぜか付いていなかった(ランプユニットにはそれ用の穴はあったが)スモールランプを設置した。
H4バルブを抱くようにつけるタイプのランプユニットで、ホームセンターでIPF製2コセット¥980。
スモールランプを付ける際にバッテリーのマイナス側を外したが、かなり錆び付いていたので、サンドペーパーできれい磨いたら、アイドリングの回転数が上がって(約900→1,500rpm)しまった。 今まで通電が悪かったのだろうか? 回転数は高いがアイドリングでの息継ぎも少なくなったような気がする。
プラス側もサビサビなのだがこちらはまだ磨いていないので、今度磨くか、両方の電極ごと交換する予定。

1999.11.27
AXを購入した中古車屋に行ったが、社長不在。もともと付いていたスタッドレス(165/65R14ダンロップ・グラスピック)がけっこういい程度なので、社長の息子に話して夏タイヤをもらうことにする。やはりホイールはないとのことで、こちらが用意することにした。
上記の回転数上昇はなぜかおさまった。???。息継ぎ再び発生。しばらく走ってエンジンが温まるまでガクガクいう。どこか1気筒死んでる(かぶってる)ような感じ。気を抜くと、シフト時にクラッチ踏んだ瞬間にエンストしてしまう。プラグ、エアフィルター要チェックか。
また、気温がマイナスになってきたせいか死にかけのバッテリーがやばい。クランキングが遅くなった。

1999.11.30
盛岡に雪らしい雪が降った。車に積もった雪を下ろしていると、屋根が異常にへこんでいるのを見つけた。雪の重みでへこんだのではなく、明らかに人為的なもの。たぶん隣りの公園から飛んできたサッカーボールだろう・・。
しょうがないので室内から押して戻した。しかしへこみは完全には直らなかった。(T_T)

1999.12.1
購入して4度目の給油。前回はもともとハイオク仕様なのに気付いて(それまではレギュラー入れていた)ハイオクを入れたが、今回はわざとレギュラーに戻してみた。
違いをもう一度確かめようというもの。ただ、最近の息継ぎが気になるのでSTPのガソリン添加剤を給油時にいれた。
今回のハイオク時の燃費は街乗りだけだったためか、以外に悪く10km/l。

1999.12.3
AXの中古スチールホイールと購入時から付いていなかったスペアタイヤキャリアの中古品の在庫確認と見積りを「Auto Pallas」にメールでお願いした。
しかし、AX用3穴スチールホイールは品切れで、入荷の予定が立たないそうだ。それなら、中古部品リストに載せなきゃいいのにと思う。そのせいか問い合わせがたくさん来ているそうだ。f(^ ^;) 「入荷次第ホームページに掲載致します。」とのこと。
「リスト以外の部品もお問い合わせ下さい。」とあったので、スペアタイヤキャリアの在庫確認もお願いしたのに、返事のメールにはそのことは書いていなかった。なんかなあ…。

1999.12.6
不思議とエンジンの息継ぎがなくなった。快調である。ガソリン添加剤の効果かもしれない。水が溜まっていたかインジェクタが詰まっていたのかも。
入れたガソリン添加剤は、STPのガストリートメント(赤い容器で一個200円台)。清浄効果のほかに水抜き効果もあるらしい。
余談だが、同じような廉価なガソリン添加剤にKUREのものもよく見かける。安いので思わず買っちゃうのだが、自分の経験ではこちらはあまり「効く」という実感はなく、いつもSTPのほうが何らかの効果を実感できることが多い。 友人にSTPのスーパーガストリートメント(透明の容器で一個700円台)も良く効くよと教えてもらった。今度、試してみるか。

先日、雪道を走って気付いたが、AXは雪道が苦手な感じがした。車重が軽いせいか圧雪路でうまくトラクションが伝わらない感じがする。165のスタッドレスタイヤはAXには太いのかもしれない。

Tipo 1月号はシトロエンの特集。
なかでも、AXにかなりのページを割いていて、なかなかオトクな号であった。聖地(?)キャロルについても。しかし、ZXについては全くの記述なし。期待してこの号買ったZXオーナーは残念がったと思う。

もう在庫なし

1999.12.7
スキーシーズンに突入したのでTHULEのシステムキャリアを付けた。AX用のベースキットだけにぴったりフィット。(右図)

1999.12.11
フロントワイパーを雪用ワイパーに。CHAMPION製。イエローハットで購入。3,190円也。シングルワイパーだと安く上がる。(^ ^)

1999.12.18
外気温計を取り付けた。雪道を走るには重宝するものである。
外気温0℃付近がいちばん滑りやすいのだ。オートライトの電源は運転席側ダッシュボードにあるヒューズから横取りした。キーがオン状態で通電する。しかし、温度センサーの取付位置が良くなかったため正確な気温が出ない。もっと良い場所を探さなくては。

リア

フロント

そろそろAXのバッテリーが逝きそうな気配。気温が零下になるととたんにセルモーターの回転が遅くなる。 クランキングが止まりそうになる直前でなんとかエンジンがかかっている。
「きゅきゅ、きゅ、きゅ、、、きゅ、、、、きゅ、、ブウォーン」ってな感じ。
AX購入時完全にあがっていたバッテリーが(充電されて)そのまま付いてきたので、もうそろそろ寿命だと思う。
エンジンが温まっているとかかりは良いので、エンジンオイルのせいも考えられる。硬めのオイルが入っているのかも。オイルは購入時に換えてもらったもので、ブランド、粘度などまったく不明。

1999.12.20
中古スチールホイール(4個)とスペアタイヤキャリアの中古品を購入した。購入先はシトロエニストの聖地(!)「autoshop CAROL」。Webおよびメールでの注文は出来ないのでFAXでの注文となったが、確認の電話やFAXもあって非常に親切だった。 簡単な在庫確認なら、HPの掲示板(現在閉鎖中)からでもできる。最初っからこっちに注文しとけばよかった。
ホイールが一本\4,000。キャリアが\2,000。しめて\18,000+着払送料\3,600でした。ホイールだけかと思っていたら、タイヤ(もう使えないやつ)まで付いてきたのはご愛嬌。どうせ交換するから。

さっそくAX購入時から不在であったスペアタイヤキャリアを装着。そして荷室に置いていたスペアタイヤを所定の場所に納めた。これで荷室がちゃんと使える。
ホイールのほうは今度新しいタイヤ(といっても中古品)を付けてもらいに行く予定。

1999.12.28
以前すすめられたSTPのスーパーガストリートメント(右図)をガソリン満タン時に注入。はたして効果はあるのか? ちなみにガソリンはレギュラー。

1999.12.29
宮城県の実家に帰省。盛岡から約200kmの道のりを高速使わずに4時間かけてのんびり帰る。
ベアリングの騒音以外なにも問題なく実家にたどり着く。

4000〜5000kmごとに
使用せよとのこと

2000.1.6
車内に轟音の鳴り響くAXで無事に帰って来れた。もういいかげんにベアリングがやばい。すぐに修理に出そうと思う。
帰省中、実家の近所の整備工場に相談しに行ったら、右側のハブベアリングだそうだ。
なるほど、タイヤをユサユサすると右前輪だけ「コクコク」って音がする。ただ、正月で部品が手に入らないとのことで盛岡にそのまま帰ってきた。
整備工場の人に「高速はぜったい走っちゃダメだよ」と念を押された。

その整備工場のとなりにある中古車屋に黒の初期型AX-GT(左ハンドル、キャブ)が置いてあった。
値札はなかったのでいくらかは不明。
ただフロントまわりを見ていると、何か違和感が。なんとシトロマーク(へ←こういうの)が逆さま( V ←こんなふう)じゃないか! なにかで逆さまなのもあるらしいというのを知っていたが、実際に目にするとは。でも、やっぱりかなり「変」だなあ。

以前入れたSTPスーパーガストリートメントのせいか、年が明けてからというものアイドリングが安定するようになった。意外に侮れない。

2000.1.15
タイヤを揺すると「ゴクゴク」と音がするようになったので、近所のマツダ系?整備工場に持っていった。
しかし、整備工場のおやじは「これ、どこのクルマ?」と言いやがった。ちょっと不安になりつつも、ハブベアリングの交換を頼んできた。
4日後には出来る予定。楽しみである。

2000.1.20
整備工場にAXを取りに行ってきた。修理代しめて\25,935。そのうち部品代が\16,000くらい。部品商からパーツを買ったみたいで、だいぶマージン取られたみたい。
工賃を国産車並みにしてさらにおまけしたと整備工場のおばちゃんがぶつぶつ言っていた。でも、工賃が1万円くらいというのは作業の手間のわりには安い気がするので、まあ良かったとしましょう。 たぶん整備工場側では予想外だったストラット脱着分の工賃がオマケされているのではないだろうか。

それで、ドライブがてら試乗すると、「おお!静かだ!」 振動がない分、乗り心地がソフトになった。(^ ^)  ただ、今まで聞こえていなかったエンジン音がかなり気になる。ギア比が低いからしょうがないのだろうけど、やたらとエンジンが回るので、軽自動車みたいな音がする。
でも、これで不安なくスピード出せるし、ロングドライブもOK。

ドライブついでに給油し、満タン法で燃費を出すと、13+αkm/lとなった。帰省の往復分400kmがあったため今まででいちばん良い燃費。

2000.1.23
オーディオヘッド換装を試みる。しかしさまざまな問題のため一時中断。純正のJVCデッキを取り外し、配線がビロビロと出たまましばらく放置する。ついでにオーディオのスロットからしかアプローチできない切れていた灰皿の電球を交換。
新しいオーディオヘッドに取り付けるツイーター(激安品、「FUSION」という怪しげなブランド\1,780)をホームセンターで購入。

2000.1.28
オーディオ換装終了。新しいオーディオは前のクルマで使っていたソニーの安いカセットデッキで、機能的には何も変わりないのだけれど、JVCのが使い勝手が悪かったので交換。
ついでに先日購入したツイーターをダッシュボード上に取り付けました。 AXは後部座席の左右に一個づつスピーカーがあるだけで、後ろからしか音がしなかったのだ。これで、前から音が聞こえるようになった。コストパフォーマンス高し。
でも、リアのスピーカーがあまりにもダメスピーカー(音がこもっている&ビビる)なのが強調されてしまったので、今後換える予定。

純正のJVCは両脇に1個ずつある穴に針金を入れ
ロックを解除、取り出す



中高音は前から聞こえないとね

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