AX日記(不定期)Part28
'08.10-'09.01

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2008.10.10
最近の燃費。(9/7〜10/9、日付順)

15.2、16.5、16.0、16.8、14.9 km/L

気温が下がってきて、燃費もそろそろ下降傾向になってくるかも。

2008.10.14
ちょうど7年間使用した社外ステアリング「OMP Rally」の右半分が擦り切れてしまったので、新たに入手した現行の「OMP Rally」に交換。同じRallyでも、微妙にデザインが変わっている。つるっとした革から細かなシボの入った革に変更されており、握りがほんのわずか細くなった。そのほか、スポークがちょっと細めになり、ステアリング内側に黄色のステッチが2本入った。個人的には、前のデザインのほうが良かったが、もはや現行デザインしか入手できないから仕方ない。

エンジンオイルの漏れが激減したといえども、オイル量が少しずつ減ってきていたので、ア○トロのセールにて300円で購入していたエンジンオイル添加剤「ユーエスシー ZOOM POWER SUPREME(443ml)」と「Chevron Supreme 10W-40」を継ぎ足した。もともと「RESPO TYPE3 10W-40」が入っていたので、ひどいチャンポンだ。

ダンパーをKONIに変えたことだし、一度取り外していたタワーバーを再び取り付けてKONIとのマッチングを検討してみた。フロントの剛性感は明らかに向上しているのを感じるのだが、やはり乗り心地はかなりハードになってしまう。ダッシュボードのヒビがまた増えそう…。おまけに、ハンドリングがかなりシビアになって、長距離は少し疲れる。さて、どうしたものか。

2008.10.16
ナイトドライブが多いので、HIDヘッドランプキットが欲しいと思ったことがある。
いまは、だいぶ値段も安くなって、1〜2万円でH4キットが売られていたりする。消費電力が半分なのに、光量は2〜3倍、寿命も約5倍という謳い文句もあったりして、たいへん気になるアイテムだ。しかし残念ながら、ある理由から導入を断念している。雪国のヒトにはいまさらな事だろうが…。
HIDランプは発熱量が少ないので、吹雪のときにヘッドランプに氷雪が付着してしまうのだ。ヘッドランプが氷雪で覆われたら、ナイトドライブどころではない。ハロゲンバルブなら熱できれいに融けてくれるのだが。ちなみに、モレッティの4灯でロービームばかりで走っていると、内側のハイビームが凍りつく。
ヨーロッパでは、HIDヘッドランプ装着車には、付着した氷雪を融かすヘッドライトウォッシャーの装着が義務になっているとか。
同様の理由で、一時期マジメに検討していたリアランプ(ポジション&ストップランプ)バルブのLED化もあきらめている。

こんな具合に擦り切れた


奥側が現行デザインのrally


スポークが細くなった

2008.10.20
23万キロ突破した。

ブレーキパッドを「FERODO Premier」に換えてから約1カ月(走行距離にして2,500kmくらい)経ったが、純正やTEXTARのパッドと比べてブレーキダスト量がとても少なく、好印象。「効き」も遜色はなく、純正相当のリプレイス品としてはオススメ。装着時に角を落とし忘れていたのに、「鳴き」が発生することもなかった。

2008.11.05
ホームセンターで購入したゴールド系イエローバルブ、8カ月の寿命だった。安物はやっぱり長持ちしない…。とりあえず、ノーマルバルブに戻した。

燃料ポンプ交換の際にマツダで指摘されていたリアハブベアリングのガタが悪化してきたようで、速度がのった右カーブで「ウォンウォン…」と唸りのような異音がするようになった。ここ1カ月かけて徐々に音が大きくなってきているようだ。

2008.11.11
リアハブベアリングがいよいよヤバそうだし、久しぶりの円高ポンド安なので、GSF CAR PARTSからリアハブベアリングまわりを個人輸入した。
11/5 発注、11/8発送、11/10到着という流れで、"will usually arrive in 3-5 business days"の通り、5日で届いた。ただし、ブレーキドラムも注文したせいで、送料が高い。トータルコストでいうと、国内ディーラーで入手するのとたいして変わらなかったかもしれない。ちなみに、ホイールベアリングは記述がないのにキットになっていて、ハブナットも込みだった…。別にハブナット買っちゃったじゃないか。

INVOICEは下記。

PartNumber Description        Price Quantity Total
N63108  BRAKE SHOE SET-REAR  14.80  1  14.80
N60010  BRAKE DRUM-REAR     28.70  2  57.40
N41282  GREASE CAP-REAR       2.00  2   4.00
N43812  HUB NUT-REAR         1.10  2   2.20
N41302  WHEEL BEARING-REAR    11.75  2  23.50
SHIPPING COST (DHL EXPRESS)            70.00
                             Total 171.90 GBP
Accumulated Weight: 15.152 kg


受取り時にDHLに支払った税金等は下記。

輸入内国消費税等       \700
立替納税手数料(消費税込) \500


クレジットカードの利用金額、換算レートは下記。

利用店名      利用金額  現地通貨額  換算レート 換算日
GSF HEATHROW  \27,883  171.90 GBP  \162.208  11/06

2008.11.12
4日前、岩手県の国見温泉で個人的初雪を観測した。昼間なのに、気温0℃ジャスト!
そんなわけで今週末は、早めの冬タイヤ交換をしようかと。まだ雪は積もらないだろうから、とりあえず5シーズン目のBLIZZAK REVO1を履いておくか、昨年中古で入手したバリ山BLIZZAK REVO1をはじめから履いちゃうか、考え中。
ついでに、エンジンオイル交換もしようと、ヤ○オクでいつもの「Chevron Supreme 10W-40」を1箱購入。落札金額350円×12本+送料550円=合計4,750円と4年前に比べれば倍近い値段だが、それでもまだコストパフォーマンスが良く、1,600円/4Lくらい。じつは、オイル交換しようとジ○ームスに行ったら、エンジンオイルが軒並み値上がり(3,000円以下の4L缶がない)していて、購買意欲を失ってしまい、コ○トコ転売Chevronに流れてしまった、というのが真相。安い10W-40の選択肢が最近あまりなくなっている。サ○デー等で売っている「Valvoline All Climate 改め? PREMIUM 10W-40」も少しずつ値上がりして、1qt.ポリ一つ500円もする。

そういえば、GSF CAR PARTSから買ったブレーキドラムはbrembo製だった。ハイパフォーマンスなブレーキメーカーのイメージがあったけど、フツーのブレーキ(しかもドラム)も製造しているんだねえ。

2008.11.14
いよいよ東北も天気予報に雪マークが。

そういえば、Michelinが今年も「冬用タイヤ顧客満足度5年連続No.1」とか宣伝している。私は、2007.11.15のAX日記にも書いたように、この謳い文句は眉唾だと思っている。しかし、新製品の「X-ICE XI2」はアイスブレーキ性能を高めたと謳っているので、ようやく寒冷地でも使えるスタッドレスになっているかもしれない。BridgestoneがREVO2 で採用した「ピンホールサイプ」と同じ「マイクロポンプ」というのも採用しいる。

しかし依然として、スタッドレスタイヤは、発泡ゴム系(Bridgestone、YOKOHAMA)と非発泡シリカゴム系(左記メーカー以外)の違いが明確だ。Bridgestone REVO1を4シーズン使って、発泡ゴムは経年変化による硬化の影響が少ないということを実感した。シリカゴム系は、経験上2〜3シーズンあたりでゴムが硬くなってしまい、氷上性能は限界だった。ただし、発泡ゴム系は摩耗が早いので、重量車や距離を走るユーザーにはオトク感が薄いかもしれない。軽重量でチョイ乗りしかしないユーザーこそ長く使えるので、発泡ゴム系がオススメだと思う。

2008.11.17
エンジンオイル交換、スタッドレスタイヤへの交換をした。

エンジンオイルは「Chevron Supreme 10W-40」。前回交換から7,500km。交換前に、「KURE CRC CLEAN-R-CARB」と「Holts REDEX キャブクリーナー」でスロットルをダブル洗浄。前回のオイル交換時にスロットル洗浄していなかったので、かなり油まみれになっていた。今回は、エレメント交換せず。

今年の春頃から自然治癒?してしまったヘッドガスケットからのオイル漏れだが、2カ月くらい前から別な位置からオイルが垂れるようになっていた。今回のオイル交換の際によく観察してみたら、ヘッドガスケットからの再発ではなく、オイルエレメントの上にあるオイルプレッシャスイッチからのようだ。増し締めで直るかな?

スタッドレスタイヤは、とりあえず5シーズン目の「Bridgestone BLIZZAK REVO1 155/65R14」に。フロントに冬用タイヤの摩耗限度を示す溝深さ50%のプラットホームが出ていないものを装着。本格的に雪が積もるようになったら、改めてバリ山のREVO1に交換しよう。
これにて、夏タイヤとして3シーズン使用した「Bridgestone POTENZA GIII 165/50R15」は終了。ベルトが出てきそうなほど内側のトレッドが偏摩耗していました。来シーズンからは、見た目がPOTENZA GIIIと同じ「Bridgestone T's-02 165/50R15」の予定。

タイヤ交換後、乗り心地と操舵性がかなり快適になった。15インチ激重ホイールと比べて、さすがに純正サイズは軽やかな感じ。さらにスタッドレスなもんだから、ハンドル軽々。軽いぶんには(というか純正ホイールだから当然か)KONIダンパーとのマッチングも問題なさそうだ。

2008.11.19
シガーライターを交換した。
クルマに付いているシガーライターを車内での喫煙時に愛用しているのだが、5年前に1個目がダメになり、2個目(某悪徳ディーラーさんからの貰い物)も先日ダメになってしまった。長年使用していると、赤熱するコイル部分が断線してしまうようだ。そんなわけで、ヤ○オクで Jaguar XJ-6のシガーライター2個を1,000円で入手。問題なく使用できた。欧州車のシガーライターはDIN規格、日本車はJIS規格らしい。ちなみに、Jaguarとはいっても見た目はAXのとほとんど同じで、とくに高級感はありません。

2008.12.04
先日装着した5シーズン目のBridgestone BLIZZAK REVO1だが、さっそく雪道を走る機会があった。
圧雪およびシャーベット路面ではグリップに不満を思うことはなかったものの、-1℃付近の最悪にツルツルなミラーバーンでは思ったよりグリップせず、かなりの不安感を伴うものだった。コンパウンドの経年劣化もさすがにあるんだろうし、溝が約半分に摩耗しているせいもあるのだろう、ステアリングを切ってもなかなかヨーが発生しない。さっさと2シーズン目のREVO1に換えたほうがよさそうだ。
スタッドレスタイヤの最近のトレンドは、ドライ性能の向上だそうだ。氷上性能を追求するあまりコンパウンドを柔らかくした結果、ヨレヨレになってしまったハンドリングを良くしようと、各社ブロックの倒れこみを防ぐ3D形状のサイプ(Bridgestone REVO2:3Dスクラムサイプ、YOKOHAMA iceGUARD TRIPLE:トリプルピラミッドサイプ、DUNLOP DSX-2:ミウラ折りサイプ)を採用して、ハンドリング向上を狙ったりしている。以前履いていたiceGUARD IG10は新品時のタイヤのヨレが気になった(AX日記2002.11.16の記事を参照)が、iceGUARD IG10発売の翌年に出たREVO1は新品時でもハンドリングが良いのに感心したものだ。

2008.12.05
最近の燃費。(10/13〜12/4、日付順)

17.3、16.4、16.0、16.0、15.6、15.8、13.1、16.0*、15.8* km/L

一つだけ悪い値の13.1km/Lは、通常は走行距離の2割を通勤に使用しているものが、通勤が4割になったときのもの。その他は、かなり安定した燃費で良い感じだ。*マークがスタッドレス交換後の燃費だが、夏タイヤ→スタッドレスの影響もあまり出ていない。
それにしても、今年は寒くなっても昨年までほど(13〜14km/L)燃費が悪化していない。まあ、燃費が良いぶんには問題ないか。

2008.12.15
再びスタッドレスタイヤ交換。5シーズン目のREVO1からほぼ新品バリ山のREVO1に。たった一ヶ月のためにとは思うけれど、ひと月に3,000kmくらい走るから摩耗量も馬鹿にならない。
5 シーズン目のREVO1を外してみると、4本ともトレッドの発泡ゴムが摩耗してベースの光沢のあるゴム質が露出しかかっていた。約50〜60%の摩耗で発泡ゴムの層は無くなってしまうようだ。先日のミラーバーン走行時には、もう発泡ゴムは効いていなかったのかもしれない。Bridgestoneのスタッドレスタイヤユーザーは、スタッドレスの使用限界である50%摩耗を示すプラットホームが露出したら、潔く交換するのが吉ですね。発泡ゴムが無くなると、凍結路での性能低下が著しいです。
ちなみに、新しいREVO1は白ホイール。赤いボディに白ホイールが映える。

白は膨張色だからホイールが大きく見える

ここ一ヶ月、シフトノブのガタが急に大きくなったので、ジャッキアップしたついでに点検してみたら、シフトリンケージの軸にガタが出ていた。しかし、今のところ急を要する状態ではなさそうだ。ちょうどこの部分を交換するRe・CI・Peのクイックシフトリンケージ(PEUGEOT106用)を持っているので、春を待って交換しようと思う。

2008.12.22
スタッドレスタイヤへの交換に引き続き、本格的な冬への準備。
スキー(スノーボード)キャリアを装着し、ワイパーを前後スノーブレードに。ウォッシャー液を濃度の高いものにして凍結対策。トランクルームには、スコップと樹脂製のスノーヘルパー、そして雪かきブラシとスプレー式の解氷剤も車載。これで完璧である。 それにしても、今年は雪降らないなあ…。

最近は、スキー(スノーボード)キャリアを装着しているクルマをあまり見なくなった。スキー場へすべりに行くヒト自体が減ったというのもあるが、スキー場の駐車場でも然りで、キャリアに積んでくるヒトは少数派で、皆さん車内に積んできているようだ。カービングスキー等の短めのスキーが主流になったこともあって、ワゴンやミニバンなら問題なく積めるのだろう。私も一人で行くときは後部座席にスノーボードの板を積んでいく(というか冬の間積みっぱなし)が複数人数のときはキャリアに板を積まないとAXではどうにもならない。

2009.01.22
謹賀新年。
さて、年末年始と何のトラブルもなく、日記にするネタもなくなると、そんなときに限って突然トラブルが出てくるものだ。

昨日の朝、突然にエンジンの始動が困難になった。始動時数秒のアイドルアップはあるものの、その後ブスブスとカブったようになり、アクセルをかなりあおり続けないとエンストしてしまう。1気筒点火していないようでもある。はじめは、「また燃料ポンプか?」とも思ったが、しつこく数分間アクセルをあおり続けると徐々に安定してくる。純正の水温計が動き始める頃には、ほぼアイドリングは安定し、完全に暖気された後は通常通りに走行もできた。
再現性もあり、その後の冷間時のエンジン始動で毎回この現象が起こっている。そのたび、ボウボウと空ぶかしして今のところ乗り切っている。
始動時の不調の原因として、水温センサーの不調がまず頭に浮かぶ。しかし、エンジンルームを覗いてみたところ、ブレーキマスターバック(もしくはそれに繋がるバキュームホース)のあたりからシューっと2次エアーを吸っているような音がするのが気になった。バキュームホースは布が巻かれているタイプのホースでどこに亀裂があるのかもわからないが、とりあえずバキュームホースを交換してみようか。ブレーキマスターバックからの2次エアーだったりするとちょっと面倒だな…。

2009.01.26
エンジン始動不調その後。
二日間、上記のような始動不調が続いた後、暖機完了するまでちょっと危うさがあるものの、ちゃんとアイドリングするようになった。ECUが学習したのだろうか。
シューっという音はどうやらマスターバック(ブレーキサーボ)のチェックバルブからのようで、ダイヤフラムが破れかかっているのかもしれない。ブレーキペダルを踏んだまま始動するとペダルが引き込まれるので、完全には逝っていない様子。ブレーキの初期制動が少し悪い気もするが、いまのところ問題ない制動力もある。
ただし、現状では余計な空気を吸っているせいなのか、なぜか排気音が大きくなっている。燃費も少し低下しているかも。マスターバック交換が急務だろうが、安いものでもないので、とりあえずこのままで様子をみてみるか。

2009.01.27
最近の燃費。(12/13〜1/26、日付順)

15.9、14.0、14.6、14.8、14.4、14.9、14.2、14.1 km/L

約16km/Lだった11月頃の燃費と比べると、2km/Lほど悪化しているがまずまず安定した値だろう。今年は積雪があまりなく雪道走行は少なめだが、冬に燃費が悪化するのはいつものこと。始動不調後の燃費は最後の14.1km/Lで、思っていたほど燃費は悪くなっていなかった。

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