AX日記(不定期)Part16
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2004.10.08
最近のトホホ。
下記のニュースに出ている「ファイヤーストッパー」を先日ヤフ○クで購入したばっかり…。耐熱性があって車載も可能というので、AXに車載しようと2本購入。1本600円くらいだが、送料と代引手数料を含めると1本1,200円くらい。天ぷら油火災には使えなくとも、多少の消火能力があればべつに良かったのだが、国民生活センターが行なった実験結果のPDFファイルを見ていると…。私が買った「ファイヤーストッパー」は、消火能力以前に「18本中10本が噴射せず、不良品が多い」と評価されていたのだった。トホホ。
とりあえず、クルマには積んであるけどね。いざというときには役に立たないかも? 試しに1本噴射してみるか?

破損品が届いてクレームのオマケ付

『消えないわ!…頼りにならない輸入スプレー消火器』(読売新聞) - 10月7日
「天ぷら油火災などの初期消火に有効とされるスプレー式簡易消火器のうち、適切に使用しても火を消すことができない商品のあることが、国民生活センターの調べで分かった。
 この商品は、ファイヤーフェイド、コールドファイヤー(韓国製)、ファイヤーストッパー(台湾製)、ファイヤーファーストエイド(アメリカ製)の4銘柄。
 いずれもてんぷら油火災に有効と表示されているが、同センターが今年5〜8月、性能を試すテストを実施したところ、4銘柄とも火を消すことができなかった。テストは、銘柄ごとに計4回行ったが、いずれも同じ結果だった。国産のスプレー式簡易消火器7銘柄についても同じテストを行ったが、適切に消火された。
 同センター商品テスト部は「国産と同じ薬剤を使っているようだが、内容量が少ないなどの問題も考えられる。危険な商品で、消火器として好ましくない」と、関係省庁や業界に販売の再検討などを要望した。
 スプレー式簡易消火器は、てんぷら油やストーブ火災の初期段階の消火に有効とされ、防虫スプレーなどと同様に簡単に操作できる商品。ホームセンターや通信販売などで1,000〜5,000円程度で販売されている。
 スプレー式簡易消火器の鑑定試験を行っている日本消防検定協会は、基準を満たした製品に鑑定マークを表示している。鑑定試験に合格した商品は、昨年度276万本販売された。ただし鑑定試験を受けるかどうかはメーカー側の任意となっているため、基準外品も多く出回っているという。」

国民生活センターの報告は、下記URL。
http://www.kokusen.go.jp/news/data/n-20041006_2.html

2004.11.08
突然だが、油圧計と油温計を付けた。
バキュームメーターと同じAutoGauge製。ヤフ○クでそれぞれ1,600円と1,260円。そのほか、電圧計も付けた。こちらもAutoGauge製で、ヤフ○ク にて1,500円。
AXには、油圧計や油温計は標準では付いていないのだ。プジョーには付いているものもあるというのに。サーキット等での油圧・油温管理という目的ではなく、オイルダダ漏れを察知するためと長期的なオイル劣化の目安にするためである。電圧計は、そろそろ寿命かもしれないオルタネータの死に際を見極めるため。
油圧計と油温計のセンサーは、オイルブロックで取り付けた。オイルブロックは、TRUST製GREXブランドのもので、ヤフ○クにて、2,000円。
オイルブロックを入手するにあたって、センターボルトの規格、Oリングのサイズを調査したが、それほどバリエーションはない様子だ。日本車であれば、センターボルトは「M20×P1.5(ホンダ・三菱・マツダ・スバル)」か「UNF3/4-16(トヨタ・日産)」しかなく、Oリングのサイズも「大・小」2種類(メーカーにもよるがOリング径は、おおよそ大が70mm、小が60mm)しかない。幸運なことに、AXのセンターボルトはパーツリストから知るに「M20×P1.5」で、Oリングのサイズはオート○ックスにてエレメントとオイルブロックを合わせてみると「大」のものがジャストフィットすることがわかった。ただし、センターボルト「M20×P1.5」で、Oリングサイズ「大」の組み合わせは日本車にはないため、どのサイズにも対応できる汎用品を選ぶ必要がある。
しかし、運良くヤフ○クでちょうどその組み合わせの中古品が安く出品されてて即落札。マツダ・ロードスターで使用していたらしい。ちなみに、Oリング径は70mmで「大」のサイズ。
センサー取付け部は、3箇所あって、「1/8PT」×2、「M12×P1.25」×1。AutoGaugeの油圧計・油温計ともにセンサー部のネジ規格は、「1/8NPT」。PTとNPTでは規格が違うはずなのだが、ウワサで填まるというのを知っていて、じっさい問題なく填まった。PTは旧JISの規格で、NPTはアメリカの規格。NPTはPTよりもテーパの角度がきつくなっていて、填まりにくいはずなのだが…。
さて、取付けはエレメント外して、センサー類を取り付けたオイルブロックを噛ませるだけ。ただし、AutoGaugeの油圧センサーがえらく大きくて、スペース的に余裕があるのか?と危惧したが、うまく収まった。あとは、油圧計・油温計ともに電子式なので、メーターとセンサーを配線で繋ぐのみ。
で、メーターの数値だが、油圧がアイドリングで40PSI、換算すると2.8kgf/cm2。油温が75〜80℃。しかし、油圧計のレスポンスがかなり悪く針の動きがえらく緩慢(大きいコンデンサが噛ませてある感じ)で、アクセルにあわせてほとんど動かないのが残念なところ。

油圧計がPSI表示…。×0.07でkgf/cm2となる
油温計ときたら、常用域が25℃刻み。慣れないと見づらい
センサーは、左が油温で右のでかいのが油圧



こんなパーツでも、新品は7〜8千円する
センターボルト締めるのに26mmのソケットが必要だった



よく見えないけど、左側方に油温計、上方に油圧計のセンサー


電圧計は、キーシリンダ経由の電圧。電装品使うと結構、動くぞ


とりあえずの仮付け状態
左から時計回りにバキューム、油圧、油温、(気温、吸気温)、電圧
バックライトのBA9S球は、LEDに換えました

2004.11.16
現在、AXのファン(ドライブ)ベルトについて調査中。
というのは、先日ファンベルトのリブに細かな割れがたくさんあるのを発見したのだ。ちょうど2年前に交換して3万キロ弱。AXのファンベルトは2年しか保たないとは聞いていたけれど、寿命が短すぎないか?
そんなわけで、もっと寿命が長い国産車用のベルトを流用できないかと。オート○ックスで「三ツ星ベルト」のファンベルトが各種売られているので、うまく合うのがあれば入手は簡単だ。
そこで、AXのベルトのサイズを実測。4本リブのリブベルトで、外周は105cm。さっそく、オート○ックスで国産車用のベルトと比べてみた。自動車用リブベルトは一種類しか規格がない?ようで、4本リブであれば幅もリブのピッチもちょうどのサイズで、長ささえ合えば流用できそうだ。しかし、ちょうどの長さは店頭にはなかった。それにしても、三ツ星ベルトの適合表は、国産車の車種別のみの品番しか書いてなくて、どんな長さのベルトがラインナップされているのかがわからない。

2004.11.17
ファンベルト追記。
日本のベルトメーカーのHPには、自動車用アフターパーツのオンラインカタログなど一切なく、不親切極まりない。 しかし、イタリアのベルトメーカー「DAYCO」のHP(http://www.dayco.com/)には、使いやすく詳細なオンラインカタログがあった。「DAYCO」はイタ車乗りにはメジャーなベルトメーカー。そのオンラインカタログよると、AXのベルトは「ALT+AC >04/1991 4PK1025」とあり、長さは102.5cmのようだ。「4PK1025」というのは、4本リブのリブベルトで長さが102.5cmという意味。
はたして、ベルトの長さの表記は、内周なのだろうか、外周なのだろうか?という疑問が。実測した105cmというのは、巻尺で計った外周。もし、内周だとすると、ベルトの厚さは4mmくらいだったから(ベルトを円として計算すると)約2.5cm内周は短いので、102.5cmでいいのかな?

2004.11.18
良く考えたら、外周じゃベルトの厚さで変わるだろうし、実際にプーリーに接触している内周だろうなあ、と勝手な結論に達した。(笑)
そんなわけで、「4PK1025」のサイズをオート○ックスで注文しようかと。これで1年くらい寿命が延びてくれれば嬉しいのだが。 
そういえば、オート○ックス店頭の三ツ星ベルト「RIBSTAR」は、最近になって仕様変更があったのか、「MF」とベルトに書かれたリブの溝が浅いモノと(おそらく変更前の)リブの溝が深いモノが混在して売られている。型番は同じなので、何らかの改良でそうなったのだろうが、気になる。「MF」って「メンテナンス・フリー」ってことか? っていうことは、寿命がさらに延びてる?

2004.11.22
スロットル洗浄およびエンジンオイルの交換。
オイルは、買い置きしていた1qt.ポリ一本あたり約200円の激安オイル「Chevron Supreme 10W-40 SL 鉱物油」で、2.5リッター入ったから、500円分。
まず、交換後のインプレッション。今まで入れていた「TOTAL ZZ-X 6500 EURO 15W-40 SL 部分合成油」は、5,000kmほど走ってだいぶヘタっていて、メカニカルノイズがかなり大きくなっていた。それに比べると、「Chevron」では明らかにノイズが減ったものの、基本的にはノイジーで、鉱物油的なフリクションの大きさを感じる。とはいっても、通常の使用にはまったく不満はなく、そのフィーリングも平均的な鉱物油と同じレベルといえよう。それにしても、値段を考慮に入れると、恐ろしくコストパフォーマンスの良いエンジンオイルだといえるだろう。

Chevron Supreme
10W-40 SL
鉱物油
低温側の粘度表示を15W→10Wとしたことで、冷間時の油圧が低下し、そろそろ零下とならんとする気温での始動性は向上した。暖機後(油温約70℃)では、「Chevron」のほうが少し油圧(約1kgf/cm2)が高く、「TOTAL」より粘度が高いといえる。もともとの100℃での粘度表示は40で、100℃ではほぼ同じ粘度、70℃なら「TOTAL」のほうが「Chevron」より粘度が高いはずである。しかし実際には、高温での「TOTAL」の粘度は低くなっており、さらに高温になればなるほど「Chevron」との粘度の差が大きくなると思われる。このことより、高温での粘度低下が、メカニカルノイズの増大となり、「ヘタった」と感じた原因なのだろう。

2004.11.24
Chevronオイル、三日間乗って馴染んだのか、まあまあよいフィーリングになってきた。ノイズレベルが下がって、低回転でのフリクションがやや少なくなった感じ。
しかし、またオイル下がりの白煙を吹くようになってしまった…。清浄性は良いようで、TOTALオイルで汚れたヘッドのバッフルプレートが覗くたびに金属光沢が出てピカピカになっていく…。

2004.11.30
ぼちぼち盛岡も、積雪はないものの、雪がちらつくようになった。そろそろオープンするスキー場もあるので、今週末、スタッドレスタイヤに交換予定。

とりあえず、オート○ックスにて三ツ星ベルト「RIBSTAR」の「4PK1025」を注文して、入手してみた。値段は、店頭に置いているものより高く、2,835円。純正とほぼ同じ値段。しかし、外径を巻尺で計ってみると、103cm…。いま付いているのより2cm短いが、使えるのか?

ついでに、リア用のスノーブレード(雪用ワイパー)も購入。PIAA製オート○ックスブランドのゴム交換可能のもので、38cmで1,493円。

2004.12.05
スタッドレスに替えようと思っていたら、一日じゅう雨降り。
仕方ないので、シガーライターを丸く照らすイルミネーション電球の交換作業。かなり前に切れてしまっていたのだが、簡単には電球にアプローチできなくて、ずっと放置したままだった。
AXの初期インパネ限定のハナシで申し訳ないのだが、ご容赦を。
灰皿の電球と同じく、オーディオのスペースからアプローチするのは同じ。しかし、シガーライターの電球を外すには、オーディオを固定する金属の枠も外す必要がある。この金属の枠から9〜10個のツメがダッシュボードへ曲げられて固定されている。そのツメをドライバーでこじって伸ばして外す。

点くべきところが点いていることは、小さな幸せですね
そして金属の枠を外すとようやくシガーライターのわきに緑のコネクターが見えてくる。そのコネクターを外し、シガーライター側の根元にあるストッパーを広げつつ、シガーライター側のコネクターの電極を持って引き抜く。ここが重要。私は、電極が持ちにくかったので、電極に開いている小さな穴にクリップを差し込んでそれを持って引き抜いた。
そのようにして、やっと電球とご対面。電球は、他のインパネの各メーターや警告灯の電球と共通(灰皿とヒーターおよびファンのパネル部分も共通)の小さいメーター球である。これを交換して、元に戻しておしまい。

2004.12.06
近頃、ミッションの具合がよくない。
寒くなってきたので、ミッションオイルが暖まるまでギヤが入りにくいのは仕方ないとして、暖まった後でも前に比べて入りにくいことが多くなった。
AXを購入してから6万キロ以上(購入する前も入れるともっと?)も交換していないので、当然といえば当然なのだが。そんなわけで、今度ジェー○スでエンジンオイル交換するときについでにミッションオイル交換(工賃1,000円)もするつもり。ヘインズのマニュアルによると容量は2リッター。「TOTAL ZZ-X TRANSMISSION FF 75W80W GL-5」2缶で済むか?

2004.12.12
12月も中旬だというのに、雪が降らない。オープンしているスキー場もまだない…。
おかげでまだスタッドレスにも換えていないのだが。しかし、近日中に交換予定。

2004.12.14
スタッドレスタイヤに交換した。ワイパーも雪用に替え、ウォッシャ液も冬用に替えた。これで、冬準備は万全。

タイヤ交換時に気づいたのだが、右ドライブシャフトのブーツがちょっとだけ割れててグリースが飛び散っていた。バックリ割れたら、左側と同じくMタッチに交換する予定。

2004.12.18
最近(10/2〜現在)の燃費。

13.1、13.2、14.4、14.2、12.9、11.7 km/L

まあまあ安定した燃費。最後の 11.7 km/L はスタッドレスタイヤに交換後のもの。スタッドレスだと、燃費はちょっと落ちる。

先日、久しぶりに後部座席に人を乗せたときのこと。
座面が雨漏りした水を含んでいたようで、座った人のズボンが濡れてしまった。
最近、トランクルームのカーペットが濡れていることがあって、どこからか雨漏りしているのはわかっていた。しかし、後部座席にまで被害が及んでいるとは…。ここまでくると、雨漏りの場所を特定せねばなるまい。

トランクルームには、すでに湿気取り(「水とりゾウさん」みたいなやつ)を入れていたのだが…。

2004.12.26
Chevronオイルに換えた直後は、オイル下がりの白煙が再び出始めたのだが、シールが新しいオイルに馴染んだのか、最近はほとんど出なくなった。やはり鉱物油のほうがAXにはいいのか?
専門的には、各々のオイルのアニリン点(ゴム膨潤性などをある程度推定できる )の違いがオイルシールに影響していると思うのだが。しかし、そんな物性は、ユーザーには知らされないので、自分で色々試してみるしかない。

2005.01.03
謹賀新年。
運悪く、帰省した大晦日は岩手県、宮城県ともに大雪で、200キロすべて圧雪。圧雪に弱いAXでは、エライ疲れた。
帰省中、盛岡ではどこにも売られなくなってしまったエンジンオイル添加剤、三油化学工業「MOLY GREEN GOLD-II」 をホームセンターで見つけ、購入。そして、さっそく添加。いつも通り遅効性で、入れた直後はそれほど体感できない。

帰省後、後輩るん氏のお土産?で、SIGMA「TRIBO(トライボ)」というエンジンオイル添加剤を貰う。製造は、「MOLY GREEN GOLD-II」 と同じ三油化学工業。これも「MOLY GREEN GOLD-II」 と同様に効くらしい。

2005.01.07
「MOLY GREEN GOLD-II」 は、やはり数日乗ってから効きが体感できる。
大幅なノイズ減少、若干のフリクション低下。

2005.01.16
AXに履かせているスタッドレス、YOKOHAMA iceGUARD(IG10)は今シーズンで3シーズン目。スタッドレスとしての寿命は今シーズンで終わりな気配。まだスタッドレスのプラットフォームはギリギリ出ていないが、摩耗は早い。昨年と比べて「効き」も低下している。これはゴム質が劣化したのではなくて、溝が浅くなったことでブロック剛性が上がったためのような気がする。

2005.01.24
気温が−5℃以下になるとサイドブレーキが凍る。ブレーキワイヤーのスリーブに水でも入ってしまったのか、ワイヤーが凍って戻らなくなっているようだ。ちょっとの間、ブレーキを引きずっていると戻るので、あまり実害はないのだが。
このところ、夜間の気温が−10℃にもなる場合もあるので、街中だとしても、サイドを引かずにギヤを入れて駐車という、スキー場で使う極寒冷地テクニックを使わなければならぬ。こんなんだと、ヘタにエンジンスタータなんて付けられないなあ。(付けないけど…)

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