AX日記(不定期)Part4
'00.10-'01.1

←Part3


2000.10.2
メーターのランプが一個切れた。80km/h付近が見えない。バルブ交換めんどくさそう。
おまけに運転席側のパワーウィンドーのスイッチが怪しい。ときどき反応しなくなる。連打してると回復したりする。

2000.10.4
PECOマフラーの取付け金具が届いたので、仮固定用の針金を外して取り付けた。今度は間違いなくぴったり取り付いた。
さて、PECOマフラー「BigBore4」のインプレッション。このマフラー、かなりうるさい。これは車検通らないでしょう。バンパーより僅かに排気管が後ろに出ているようだし。ショップには、「車検は???」と言われていたが…。
抜けが良くなったのは実感できる。狙い通り4,000rpm以上がイイカンジ。低回転のトルクは気になるほど落ちていない。
音のほうは、アイドリングからけっこう低音が大きく、それから3,000rpmまでそれほど音は大きくならないのだが、3,000rpmあたりから上は、音がこもってとたんにうるさくなるという感じ。
ビッグボアの出口(出口だけのなんちゃってビッグボア)はなかなか大げさで気に入っているんですがね。

追記:4,000rpm以上で若干、低音が減って高音にシフトして排気音のオクターブ上がる模様。「ボー」から「ファー」って感じ。ただ、AXの場合そこまで回すとエンジンの音の方が騒がしい…。さらに、トンネルでは、3,000rpm以下でも音が共鳴して、気が狂わんばかりの音響となる。

車格に対して出口が異常にデカイ!
(φ100)

2000.10.18
いいかげん点火プラグとエンジンオイルを交換しなくてはいけない。
それで、プラグの状態を見ようと取り外してみたところ、見事に角が取れていて、しかもすすで真っ黒。(右図参照、左側は新品)おそらく新車時から交換されていないんでは?というほど電極が減っていたのだった・・。付いていたのはEYQUEM製FC42LSというおそらく純正のやつ。
そういうわけで、焦りつつプラグとオイル、オイルフィルターを買ってきた。
プラグは「CHAMPION RC9YCC」という普通のタイプ(右図)。\780/2本。店でイリジウムのも勧められたが、なにせ\3,000/2本ってのは高価。
エンジンオイルは、「elf Competitions STI Comfort Cruise」(下図)という長い名前の部分合成油。\3,980/4l 。
オイルフィルターは、「BOSCH Y-14」(右図)、ドレンプラグのワッシャーが何種類かオマケに付いている。これは盛岡ではジェー○スでしか売っておらず、\1,280。オート○ックスで売っているワッシャーなしのどこかのメーカー(失念)のより安い。

使用前(左)、使用後(右)
電極減りまくってた…



どこでも売ってる奴


ワッシャー付きはありがたい

ちなみに、今回のオイル選びで重視したのは5W-40という粘度。
純正指定粘度は10W-40で小排気量NA車にしては少し硬め。AXはピストンの吹き抜けがけっこう多いのと、どこかのシールからオイルが漏れている様子なので指定粘度より下げることはせずに高温度側粘度表示は40に決定。 50以上は高粘度過ぎてパワーやレスポンスが食われるので避ける。
また、これから冬で弱ったバッテリーでのクランキングを楽にしたいということで、低温粘度表示は5W。
ゴムシールの品質の悪いフランス車には鉱物油がよろしいと聞くが、5W-40で100%鉱物油は難しいので、部分合成油。そういう理由で100%化学合成油は避けている。余談だが、ゴムシールへの攻撃性を言うなら、エステル油ベースのもの(MOTULとかRED LINEのがそう)のほうを避けた方が良いと思うのだが、なぜかむしろ人気があったりする。謎だ。
閑話休題。あと、いちおうフランスの会社ってことでelf。って言いたいんだが、elfを選んだのは5W-40でいちばん値段が安かったから。表示価格 4l \3,980(さらに割引券で10%引き)はそれでもちょっと高い気もするが。他のメーカーの5W-40は最低\4,500はするのだ。

elf Competitions STI Comfort Cruise
5W-40

2000.10.20
めっきり寒くなってきたが、寒さとともにドアロックの不具合が再発。
ロックしてもすぐ解除してしまう。何回かくり返すとロックするのだが。人の多い駐車場でガチャガチャガチャガチャしているのは恥ずかしいものだ。
国産車で水分が凍結してて誤作動した話を聞いたことがあるが、まだ凍結するほどの気温じゃないので、凍結が原因じゃない気もするし。
気温に依存するなんて、いったい?

と、掲示板で呟いていたら、以前ブレーキローターの件でお世話になった通行人さんからご助言が。
以下、通行人さんの発言。またしても無断掲載お許しを。

以前、ディスクローターの件で書き込みをした通りすがりの者です。
AXの場合、ドア内部にあるロックノブやドアハンドルをつないでいるロッドがほんの少し歪んだだけでおさまりが悪くなってドアロックがガチャガチャすることがあります。

見た目ではほとんど歪みが判断できないのでとても厄介なのですが、根気よく調整してやれば修理可能です。

例えば、本来90度に曲がっていないとダメなところ(例えばロッドの先端のアクチュエータに引っかかる部分)が、わずかに拡がっているだけでガチャガチャとなります。

AXの場合はリモコンロック付でない車両は、左右のドアどちらでも集中ロックが作動するので、作業前に、左右どちらのドアが原因なのか調べる必要もあります。

ロッド以外にもドア内部にあるアクチュエータ自体がダメになることもあるので、ロッドが原因だと断定は出来ませんが....
で、以下は私のレス。
通行人さん>
ディスクローターの件ではありがとうございました。結局、ローター交換はしないでパッドだけ交換してしのいでいます。
さて、ドアロックですが、それだけシビアなロッドの修正って何か恐いですね。歪んでないところいじっちゃって元に戻せなくなりそう・・
気温で不具合が発生する(約10℃以下で起こる)のもロッドの熱膨張・収縮で起こっているのだとしたら、かなりシビアな歪みなんでしょうか。
とりあえず、冬になって慢性的に誤作動するようになったらドア内部を覗いてみます。

2000.10.21
プラグ交換した。アルミヘッドなのでネジ山をなめないように規定トルク(25Nm)を守ってトルクレンチで締める。締めかたに無理のない程度に電極の向きも揃える。
すると若干アイドリングが安定した(なめらかになった)ような…。でも、まだすこし脈動してる。あとは、ちょっとだけ出足が良くなった気がする。いままでのプラグがもう寿命だったので、これが普通なんだろうけど。
意外なのは、失火が少なくなったせいなのか、排気音が静かになったこと。

話は変わるが、PECOマフラーの排気音が交換した当初と比べると、徐々に静かになってきている。とくにアイドリングでの低音が減った気がする。消音材が馴染んできたのだろうか?

2000.10.22
自分でオイル交換しようとしたら、ドレンボルトが固くてボルトをなめてしまいそうだったので交換を断念。(ドレンボルトの四角穴(8mm)用のプラグキーを持っていないので、六角のボルト部分に合う24mmのソケットを使用)
じつはAXを購入して初のオイル交換。前回のオイル交換時(納車前)にドレンボルトを締めすぎた可能性あり。
ドレンボルトなんてそんなに強く締めるもんでもないのに。(規定トルクは30Nm)
とりあえず、いつも頼んでる整備工場にお願いすることにしようかな。

2000.10.26
ボチボチ寒くなってきたこのごろですが、私のAXはエンジンが暖まらないとアイドリングが非常に不安定。雨なんか降るとさらに不安定で、停車時にクラッチ踏んだ途端にエンストしたりすることもしばし。
これからもっと寒くなるのに思いやられるなあ。

2000.10.27
掲示板でAXのドレンボルトワッシャは中空ワッシャと書いたら通行人さんからご助言が。
CMLで中空ワッシャだって書いた記事があった?もので。
以下、通行人さんの発言。
>HOSさん
AXの純正ドレンワッシャは中空タイプではなく、普通のワッシャにゴムパッキンが付いた物です。
純正品番は「016454」です。

ちなみに、BXやXantiaは中空タイプです。
以下、私のレス。
通行人さん>
ゴムパッキン付きなんですか・・・私の記憶違い?だったようです。
それじゃあ、ボッシュのエレメントにおまけで付いていたパッキンは使えないんですね。
でもゴムパッキン付きということは何度かは使い回せるのかな? いやいや、あちらのゴムのことだからそれは期待できないか。
きっとさっき頼んだ整備工場では再使用するんだろうな。たぶん。
今度何かのついでにディーラーで買っておきます。

で、この日近所の整備工場にオイル交換をお願いした。

そして、無事オイル交換終了。
ちゃんと下抜きで交換して、ボッシュのエレメントに付いてきたワッシャを使ったそうだ。使えるんですねえ。今のところ、漏れてたりはしていない。
工賃は\1,300。オイルは3lぐらいしか使っていない様子。これだったら軽自動車用の3l缶でもいいのかも。

さすがに一年間一万キロもオイル交換していないと交換後のフィールが激的に違う。(^^;)
今度からはちゃんと早めに交換しよう。

2000.10.29
さっき、ふらっと150kmほどドライブしてきたのだが、どうにもエンジンの調子が悪い。
アイドリング不安定、停車時にエンスト。雨が降っていたせいか?
おまけに巡行時に水温が下がっていくのに気付く。ヒーターのききが悪くなる。冷却水のサーモスタットが開きぎみのような気が・・。こりゃ交換かなあ。
新しいエンジンオイルの特性なのか、高回転でガサガサ感あり。フケ上がりは良いが。ちょっと粘度下げすぎたか?

やっと一年かけて初期化終了かと思ったが、そうはうまくいかないらしい。

2000.11.1
エンジン不調。
やっぱりサーモスタットが開きっぱなし(たぶん)のようで、水温が上がらない。走り出すと、水温計が限りなく下がっていくのだ。
昼はちゃんと走ってくれるんだけど、夜になると(最近寒くなったからか)絶不調。アイドリングの回転数が異常に低くてクラッチ切ると運悪けりゃエンスト。
水温低いときってアイドルアップしてくんないのかなあ? インジェクション仕様なら普通するだろ?キャブじゃあるまいし。
場合によっちゃ温度センサーも不良か? それともECU? いやいやただの接点不良か?
これだから、インジェクションって…。

AXには謎の吸気温コントロールバルブってのが吸気ダクトに付いているのだが、私のAXでは見た限りではそのバルブを動かす配管(普通はスロットル〜エアクリーナー間から配管が伸びていて負圧を利用してバルブを作動させる)が無くてただのお飾り状態。 インジェクター〜エアクリーナー間にある本来?吸気温コントロールバルブに付いているはずの配管はなぜかデスビの進角補正用?バルブに付いていたりする。 でもデスビのバルブって普通はスロットルよりエンジン側の負圧を使って進角補正するものでは?
謎が深まる今日この頃。誰かこのへん詳しい方いらっしゃらないでしょうか?

ということを掲示板に書き込んだら、通行人さん登場! 有り難いっす。
以下、10/1〜8までの通行人さんと私のやりとり。ちょっと長いですけど。

通行人さん:
モノポイントインジェクションのAXって、マネージメントはISCモータ、スロットルセンサ、バキューム進角バルブ、ラムダセンサー、パージコントロールソレノイドバルブぐらいじゃなかったでしたっけ?

で、スロットル付近の負圧をバキューム進角バルブが拾って、デスビの進角(遅角)を制御してる。(当然デスビにはウェイトガバナも内蔵されているので負圧だけで点火時期をすべて制御しているわけじゃないですが)

したがって、バキューム進角バルブとデスビがバキュームホースでつながれているのは正常だと思います。

吸気温コントロールバルブというのは、ホットエア、コールドエアのミクスチャをコントロールするものだと解釈して良いでしょうか?

そうだとすると、そのバキュームホースの配管は、エアクリーナとインマニをつなぐダクトの、エアクリーナ側につながります。ダクトの先端にパイプが二つ飛び出しているので、そのどちらか一方に接続します。

ちなみに、そのパイプの根元にはバイメタルが入っていて、吸気温度が低いとバイメタルの作用により、負圧が発生し、フラップを動かして排気熱を利用したホットエアを吸入します。

当然ですが、バキュームホースを接続しても、エキマニの遮熱板からホットエアダクトがつながっていないと意味がありませんね。

ま、これらの機能は暖気運転の促進の為ですから、あまり深く考える必要も無いと思います。

私:
>ダクトの先端にパイプが二つ飛び出しているので、
>そのどちらか一方に接続します。

雑誌やらヘインズやらのエンジンルームの写真をよく見るとそのようなんですが、私のAXはそこにバキューム進角バルブに繋がるバキュームホースが接続されているんです。 まあ、高負荷・スロットル全開時にはダクト内エアクリ以前でも負圧が発生する?と考えればそこに付いていてもそういう場合にバキューム進角バルブにより遅角(でいいのでしたっけ?)するのだろうから問題はないのかな?とも考えていました。 でも、普通は(ダクトエアクリ側の二つ飛び出しているパイプからじゃなく)どこからバキューム進角バルブは負圧をもらっているのかというところが知りたいところです。 最近のエンジン不調は寒さとともに日に日に悪化しているようで低回転でノッキングする始末。ひょっとしてこのへんの配管間違い?が原因なのかなとも考えています。 その他に原因になりそうなものも色々考えられますが。とりあえずはコネクタ等の接触不良、配管抜けなどがないかまずチェックしてみようかと思っています。

吸気温コントロールバルブのほうは付いていないクルマがほとんどなので別に気にはしていません。ダイレクトエアフィルターなんか付けると取り払っちゃいますからねえ。

通行人さん:
インジェクションのハウジングの真後ろに、プラスチック製のパイプが2本出ています。 太いのと細いのがあって、背中合わせのL字型をして左右を向いてます。

で、太い方がパージコントロールソレノイドバルブ、細い方がバキューム進角バルブへホースで接続されるはずです。

一度、パージコントロールソレノイドバルブから、太めのバキュームホースを追ってみてください。 インジェクタハウジングの後へつながっているはずですから、そうすればそのすぐ隣に細いバキュームパイプが見つかるはずです。

ダクトに付いている2本のバキュームパイプは、一方は先述のインテークエアのデバイスへ、もう一方はブローバイホース接続部横のプラスチックピースに接続されます。

ちなみに、スロットル全開時というのは、文字通りスロットルが開いているので、エンジンには要求通りのエアが吸入されるので、高負荷にはなりますが負圧にはなりませんよ。(これじゃ、ちょっと言葉足らずかな。)

私:
>で、太い方がパージコントロールソレノイドバルブ、
>細い方がバキューム進角バルブへホースで接続されるはずです。

むむむ、そこのパイプに接続されるはずのバキューム進角バルブへのホースがお留守の可能性がありますね。そうすると、そこからエアを吸ってアイドリングが不安定に…と簡単に解決すればいいのですが。 今日は日が落ちてしまったので、さっそく明日(晴れるかなあ?)チェックしてみます。

私がAXを怪しげな中古車屋で手に入れたのがちょうど一年前なんですが、どう見てもそれは事故車(それで激安だったのですが)で、色々と直した形跡が・・。きっと直したときに適当に配管されてしまったのかもしれません。 入手してからずっとラフだったアイドリングの原因がこれで解決できればいいのですが。

通行人さん:
解決するといいですね。>バキュームの謎

私:
予想通り、ホースが外れていました。しかも2箇所!
まずインジェクタ裏側のホース(インジェクタにホースは付いていた)をたぐると、20cmほどのホースの先はなんにも付いていませんでした…。 はたしてこれはどこに付いていたのかと見回すと、距離もちょうどのバルクヘッド付近にホースの付いていないバルブ&スイッチが。 そのバルブからさらにエンジン側にホースが出ていたので、これがバキューム進角バルブに付くのだな、とデスビ付近に続くそのホースをたどっていくと、デスビの下あたりにあったホースの先はまたしてもなにも付いていなかった・・。 で、バルクヘッドのバルブ&スイッチにインジェクタからのホームを差し込み、バキューム進角バルブに今まで付いてたダクトからの(本来吸気温コントロールバルブに繋がる)ホースを外して、前述のバルブ&スイッチからのホースをバキューム進角バルブに繋いだ。
そして、外したダクトからのホースを吸気温コントロールバルブに。これで本来あるべきところにあるべきものが繋がったはず・・。
いやー、ひどいもんですねえ。よくこんなんで一年間もちゃんと?走っていたものだと・・。

しかし、ちゃんと直したのにいまいち調子が良くならないのはなぜ?
まだちょっとしか走っていませんが、そんなに調子が戻ったとは言い難い。 いままでホースが外れた状態でも調子良く走っていたので、原因はひょっとしたら別のところかもしれない。

ところでバルクヘッド付近にあったバルブ&スイッチって何なのでしょうか?



この吸気温コントロールバルブに
繋がるはずのホースが・・



デスビ裏のバキュームアドバンサに
なぜか繋いでありました

通行人さん:
どうやら、バキュームホースの接続はノーマル状態に戻ったようですね。
ただ、僕の言葉が悪くて勘違いさせてしまったようですが、そのバルクヘッド付近のバルブ&スイッチというのが、僕がバキューム進角バルブと表現したものです。 デスビのバキュームアドバンサと区別が付きにくかったようで申し訳ありません。

えーと、バキューム進角バルブというのをスリーウェイソレノイドバルブと言い換えて説明します。

バキュームの流れ(表現として正しいかはどうかは別として)としては、インジェクタのハウジング→スリーウェイソレノイドバルブ→デスビとなります。

では、そのスリーウェイソレノイドバルブの役目はと言うと、キャブ車だと通常、負圧がバキュームアドバンサに直接作用して点火時期調整するところを、負圧の発生源とバキュームアドバンサの間に入って、ECUの信号により点火時期を制御するものです。

って、簡単ですがこんな説明でわかりますでしょうか?

バキューム関係はこれでノーマルに戻ったのですから、エンジンが不調というのはまた別の原因が考えられそうですね。 ちゃんと進角していても、元の点火時期が狂っていれば意味がないですし、プラグやプラグコードなども一通りチェックする必要があるでしょう。

私:
今朝、もしやと思ってバッテリーのマイナス端子を外してECUをリセットしたところ、なんと復活してしまいました! たぶん。
AXのECUなんてそんなに頭が良さそうではない気がするんですが、以前調子が悪いときにリセットしたら多少調子良くなったことを思い出して試しにやってみたんですが。 学習機能なんて付いているんですかね? ただ、アイドリングの回転数が以上に高くなって(1500rpm)しまいました。以前もリセット後、回転数が上がってしばらくしたら落ち着いた記憶があるので、戻ることを信じましょう。

あんまり調子が良くなったので、意味もなくドライブしてきてしまいました。

>負圧の発生源とバキュームアドバンサの間に入って、
>ECUの信号により点火時期を制御するものです。

必要なときにECUからのスイッチで負圧をデスビに伝えるような構造なんでしょうか? インジェクション車って結局、ECUがブラックボックスになっててどうコントロールしているのかイマイチわかりづらいですね。

あと、かさねがさねで申し訳ないのですが、インジェクタに向かって右側、燃料の配管下のコネクタ近くにホースの付いていないパイプがあったのですが、これはこのままでデフォルトなんでしょうか? 燃料系のドレンパイプ?のような気も・・。とりあえず外れているようなホースは見あたらないようです。

通行人さん:
うーん、ちょっとわからないですねえ。
そのパイプは、どこから出てますか? あと、太さとか?

ちなみに、スリーウェイソレノイドバルブからパイプが2本出ていますが、横向きのパイプはデスビのバキュームアドバンサと接続、で、真っ直ぐの方のパイプは遊びで何もつながりません。

って、でもそれならインジェクタの左側ですしねえ…。あと、インマニから出ているパイプなら、ブレーキサーボ用のバキュームですけど、そんなのつながってないわけありませんしねえ。

私:
>ちなみに、スリーウェイソレノイドバルブから
>パイプが2本出ていますが、
>横向きのパイプはデスビのバキュームアドバンサと接続、
>で、真っ直ぐの方のパイプは遊びで何もつながりません。

??? 話が戻っちゃいますが、真っ直ぐ(前方に向いている)の方のパイプが空いていたので、インジェクタからのホースを繋いでいたのですが、じゃあここに繋ぐのではないのですね。 横向きの方はデスビ行きのホースが付いているので間違いはないけど、真っ直ぐの方のパイプではないとするとインジェクタからのホースはどこに繋ぐのでしょう…? スリーウェイということはもうひとつ空いているパイプがあるのでしょうか。 もう一度見てみます。
昨日200kmほど走ったのですが、途中エンジンルームを開けてみたら、出発時には付いていたデスビのバキュームアドバンサへのホースが外れていました…。(手が入れにくいところだったのでうまく付いていなかったようです) それでもエンジンの調子に変化がなかったのは、やはり大気解放のパイプに間違えて付けていたから?

と考えるとエンジンの復調はただ単にECUのリセットによるものだったのだろうか…。

あと、謎のパイプの方ですが、インジェクタ向かって右側のスロットルポジションセンサ(たぶん…)の下の方にあって、金属製、(ブレーキブリーザパイプみたいな)返し付き、外径5mm程度で前方に向いて取り付いています。

通行人さん:
あーなるほど!わかりました、謎のパイプ。
それは何もつながってない状態がデフォルトです。 通常はプラスチックのキャップで塞いでありますが、そのキャップが無くなってむき出しになっているのでしょう。 少し長めのバキュームホースでも差して、反対側をビスなどで塞いでおけば良いのでは?

スリーウェイソレノイドバルブは、見えにくいですが、後側にもパイプが出ているはずです。(コネクタ側と言えばいいのかな。) 一度チェックしてみてください。
インジェクタのハウジングから出たホースがそのパイプにつながります。

バキュームホースは古くなると劣化してちぎれたり、膨張して抜けやすくなるのである程度の期間が過ぎたら交換した方がよいですよ。

ちなみに、デスビのバキュームアドバンサは、エンジンが低負荷で回転している場合に点火時期を早める役目をしています。

理由は、低負荷時はスロットルバルブの開度が小さいので、圧縮圧力が低く、点火されてから最高燃焼圧力に達するための時間が回転数を一定とすれば高負荷時に比べ長くなるためです。

まるで教科書のような説明ですがわかるでしょうか。
裏を返して理屈っぽく言えば、ホースが抜けてバキュームアドバンサが作用していなくても低負荷運転をしてなければ、それに気が付くことが無いかもしれませんね。

私:
>何もつながってない状態がデフォルト

ありがとうございます。何かでフタしておきます。とりあえずはデフォルトで良かったです。

>スリーウェイソレノイドバルブは、見えにくいですが、後側にもパイプ

昨日、のぞいてみたら後ろ側のパイプを見つけました。それで、ホースをはめてみようとしたんですけどパイプの径が若干大きくて、なんか違う気がしてやめちゃっていました。 どうにか工夫して付けてみます。(ホースが劣化して固くなっちゃっているんですよねえ)
これでやっとノーマル状態? ECUリセット後、相変わらずアイドリング高いままなので、これも直ってくれれば。

>低負荷運転をしてなければ、それに気が付くことが無いかも

ECUリセット後はなぜかつねにアイドリングの回転数が高いまま(1,300〜1,500rpm)なので、調子悪く感じなかっただけなんですかね? リセット前はたしかに低負荷でノッキングみたくなったり、失火したりしてました。

通行人さん:
アイドリングが高いのはきっとISCモーターのイタズラでしょう。
って、いや、新たな問題を投げかけるようで書き込みするのにちょっと気が引けますが。

ISCモーターを掃除してみてはいかがでしょう?

私:
むむむ…、ISCモーターですか…。気にはなっていたんですよね。
でも、ヘインズみても内部構造までは書いていないし、外しかたは書いてあってもなかなか気がすすまなかったんです。 でもきっとブローバイのオイルでひどく汚れているんだろうな…。 ただ外して簡単に掃除できる代物なんでしょうか?
毎度、質問を投げかけて申し訳ありません。

通行人さん:
ISCモーター自体は壊れてしまうとAssy交換になるので、内部構造にまで触れた解説書は少ないでしょうね。

構造としては、まず、モーターがあります。 で、そのモーターの出力軸にはウォームスクリューがついてます。 ウォームスクリューはヘリカルギアと噛み合っています。 ヘリカルギアの中心はナットのようにネジが切ってあります。 そのナット部分にはボルトが刺さっていて、モーターの回転によって、そのボルトが伸びたり縮んだりしてインテークエアを調整しています。

言葉で簡単に説明するとこんな仕組みですが、実際は本当にボルトではなくストロークシューと呼ばれるスプリングの付いたネジみたいなものです。 そのネジのなかにはマイクロスイッチが内蔵されていて、ストロークシューが縮むとスイッチが入る構造になっています。

って、うーん…、わかりにくい説明ですいません。

外すのは簡単です。
トルクスネジで止まってますので、それを緩めれば簡単に取れます。

インジェクタのハウジングからISCモーターを外した状態で、カプラーを接続してI/Gオンにすると、モーターが動くはずですので、そうやって動かしながらクリーナーで洗浄してあげると良いでしょう。

私:
スリーウェイソレノイドバルブのホースは今日無事にノーマル状態に戻せました。(でもあんまり変化なかったです)

>I/Gオンにすると、モーターが動く

I/Gオンにしたとき一回だけブーンってなっているのがそうなんでしょうかねえ。
さっそく週末にでも掃除してみます。初期化完了まであと少し…(なのか?)。

一時は走行不能になりかかったAXが以上のやりとりの中でとりあえず走行可能になりました。
丁寧かつ適切なご指導いただいた通行人さんに感謝いたします。m(_ _)m
エンジン不調だったときは、もうこれまでか・・とか落ち込んでいたので、とても嬉しいっす。

2000.11.11
先日、バッテリーのプラス側に付いている細い3本の導線の丸形端子が腐食していて千切れちゃったので、今日エーモンの丸形端子にリニューアルした。
すると、今までライトオンで送風ファンのダイヤルを2まで動かすとバッテリー警告灯がうっすら点いていた(ただ単にバッテリーがダメになっているのだと思っていた)のが、なんと点かなくなって3(最強)でややぼんやり。
予期せぬ効果。コネクタ交換にはまりそうだ。
さて、明日あたりISCモーターの掃除でもしようかな。

2000.11.16
STPのスーパーガストリートメントを給油時に投入。盛岡だとコレ、ト○テムで安く売ってます。

2000.11.23
ISC(アイドル・スピード・コントロール)モーターのユニットを外してみて驚いた。
ふつうISCってスロットルのエア・バイパスをコントロールバルブで開け閉めしてアイドルスピードを調節しているらしいんだけど、AXのはスロットルを機械的に押して開閉させてISCバルブの代わりにしてる。
結局、ユニット自体をバラすのは恐くてできず、適当に外側だけお掃除しただけでした。これって分解してもOKなんだろうか?
ユニットにフランス語で注意書きが書いてあったけど、「開けるな危険!」とでも書いてあるんだろうか・・。

掃除しても依然アイドリング回転数は高いまま。でも最近若干下がったような気が。

バッテリーの液量をチェックしたら、極板が少し露出しかかっていたので、蒸留水を補充。

2000.11.24
AXにドリンクホルダーを付けた。
市販のドリンクホルダーのほとんどが送風口のフィンに引っ掛けるタイプであるが、右ハンドル初期インパネのAXは、ダッシュボードの左右両脇には送風口がなく(左ハンドルにはちゃんとあるらしい)、送風口といえば中央のみ。 しかも、中央にある送風口のフィンに引っ掛けて使おうとすると、実はその上にある灰皿が使えなかったりする。使えても飲み物に灰が入りそうだ。
かろうじて運転席側には缶コーヒーのショート缶がちょうど入るクボミがあるのでなんとかなるが、助手席にはドアの巨大なペットボトル用クボミしかなく、そこで飲みかけのジュースを転がしておくか手で持っている以外に無かった。
というわけで、オークションで「船用ドリンクホルダー」(\500/1個)なるクリップで取り付けるドリンクホルダーを手に入れ、運転席・助手席の内側ドアの把っ手に取り付けた。
このクリップタイプのドリンクホルダー、ごくたまにアウトドア用品(パイプ椅子に付けたりする)として見かけていたのだが、しばらく見つけられないでいたのだ。
これで若干は快適なロングドライブができるだろう。ちょっと満足。次はCDチェンジャーだっ!

最近、寒さとともに足周りの硬さが変わっているのを感じるときがある。
冷え込んだときに硬くなるようなので、ショックのオイルの粘度変化のせいなのかもしれない。

2000.12.1
スキーキャリア装着! さっそく明日、初すべり。
そういえば、最近またしても寒さのため始動時のクランキングが…。今年の冬こそバッテリー交換の必要があるかも知れぬ。

もともとは船用らしい


こんな感じで取り付く

2000.12.4
夏の間、スタッドレス履きっぱなしで前輪がやや減ってきていたので、前後のタイヤローテーションした。
ついでに空気圧チェックしたら、少し圧が足りなかったので(自転車用の)空気入れで補充。するとちょっと圧を高くしただけでハンドルがすごく軽くなった。ノンパワステだからけっこう空気圧に対して敏感らしい。
ハンドルが重いとお嘆きのAXユーザーの皆さん、空気圧足りなくありませんか? やっぱり、空気圧チェックは基本っすね。

2000.12.10
雨が降るとAXの調子がイマイチ。アイドリング、吹け上がりがなんかおかしい。失火している感じなのだ。

後日、掲示板でおなじみ通行人さんから点火系、デスビキャップあたりを疑っては?とのご意見。電極のチェックしなきゃと思っていたんですがねえ。
また、デスビはメーカーがボッシュとデセリアの2種類あって、キャップ+ローターのセットで、ボッシュが約\13,500、デセリアが\8,000といったところらしい。結構値が張りますな。

2000.12.11
通販系某パーツショップで16日まで20%OFFのセールをやっていて、前々から欲しかったOMPのステアリングとシフトノブを買おうと一瞬決心したのだが、AXに乗ってその挙動不審なアイドリングに「そんなことに金を費やしていいのか」と決心が揺らいでしまった。
冷却系のサーモスタットとロアホースも交換しなきゃならんし、燃料ホースもひび割れだらけでかなりヤバそうだし、エアコンもご臨終だし、CDチェンジャーも欲しかったりするし…、ほかにつぎ込まねばならんところがあるだろうに、と考え込んでしまった。しかし、ステアリングのボスは既に買ってあったりするし、純正シフトノブの感触も好きになれないし、おまけにそのシフトノブもぱっくりヒビが入っているし、思い切って買っちゃってもいいような気もする。う〜ん、とりあえず今週いっぱい悩んでみます。

後日談:結局、買うのはやめてしまいました。また今度気が向いたときに…。

2000.12.14
友人からタバコ2箱で買ったKENWOODのスピーカーをAXに取り付けた。日ごろから純正のJVCのスピーカーに不満を持っていたのだ。雨漏りかなにかのせいでコーンがふやけてたし。
取り付けたスピーカーはもともとランサーで使っていたもので欧州車用ではない。が、若干の取付部のカット(金ノコでギコギコ切断)と取付穴の追加で純正の位置にぴったり付けられた。
しか〜し!予想もしなかった問題が…。低音をきかせすぎるとスピーカー部分で初期型AXのプラスチッキーな内装がビビリ音を出してしまう。あんまりすごいんでスピーカーが壊れているのかと思った…。それを除くと、かなりの音質向上が実現。まあ、ようやく普通になったということです。カーオーディオマニヤじゃないんで、とりあえず普通に聴ければいいんです。

後日談:しばらくするとビビリ音はしなくなりました。どうやら各部が馴染んだ様子。この馴染みをカーオーディオ用語でエイジング(aging:熟成)というんですね。
あと、オークションで中古の10連装CDチェンジャー(SONY・CDX-51)落札した。来週には取り付けられるかな。

2000.12.19
オークションで入手したCDチェンジャーをAXに取り付けた。こりゃ、便利。3、4年前のモデルだが、全然音飛びしないし。今まで使っていたSONY製デッキでコントロールできるし。助手席側ダッシュボード下の棚に取り付けたので、CD交換するのも楽ちん。

初期型インパネの利点!

2000.12.20
「む@XM」さんに初めて面会。補助バッテリー(12V,2.3Ah)2個を戴く。ありがとうございました。m(_ _)m
1個がだいたい原付のバッテリーと同じ容量。補助バッテリーとして常に接続しておくか、緊急用として外しておくか考え中。

2001.1.2
帰省中。実家の近くにGAIAXを扱うGSがあるので、ほぼ空の状態から満タンに投入。89円/l。GAIAXを入れるのはこれで2度目。

2001.1.11
ガイアックスを入れて驚いたこと。
いつものハイオクだと、アイドル時に排気管から出るスス+結露した水の真っ黒い液体が地面の雪(北国ですからね)をきたなく汚していたのに、ガイアックスを入れてからはまったく汚れない。地面の雪は真っ白いまま。
アイドリングも規定回転で安定してるし、ラフにもならない。ちゃんと燃焼している感じ。いやはや、驚いた。岩手でも売って欲しい。

今年は雪が多く、盛岡市内の道路も常に圧雪状態。
AXで雪道を走る場合、ホイールベース所以の扱いにくさもあるが、それよりもトラクションがかかりにくいってのが辛い。圧雪路でクルマが雪の上に浮いてしまってなかなか進まない。
スタッドレスタイヤは165/65R14を履いているんだが、どうも車重に対してまだ太い気がする。標準の155あるいは145くらいでもいいのかもしれない。
あとは、フロントよりリアのほうがサスペンションが柔らかいせいもあるのかも。FFだということも考えても登り坂、加速時のトラクション性能がイマイチな気がする。
前に乗っていた国産FFセダン+使用限界に近いスタッドレスのほうが雪道の操安性、走覇性が高かったのが納得できん。

2001.1.12
AXのインパネ(の枠?)、大破。(T_T)
奥行きが微妙に足んなくてむりやり押し込んでいたオーディオに押し戻される感じでパネルを固定しているツメが破損。パネルが外れかかっている…。
おそらく昨夜の厳しい冷え込みと雪道のデコボコによるショックでついに破損した模様…。むむう。
オーディオのスロットを半出しにしておけば見た目は元どおりになるのでしばらくはこのままで我慢。

2001.1.13
ガソリンスタンドで給油口の蓋が開かず。鍵穴が凍結していた模様。ライターで鍵を炙って何度か差し込み、解氷できたが、厳寒の地では外鍵方式の給油口はこういう不便もあるんだなあ。凍結防止に鍵穴にCRCでも吹いておこう。

そういえば、クーラントのサーモスタットが(たぶん)全閉していないため定速走行でオーバークール状態。
最近の冷え込みでは結構つらい。水温計の針が「C」に張り付いている。どんどん室温も下がっていく…。交換しないとなあ。
とりあえずはラジエーターの前に段ボールでも入れとこうかな。

2001.1.22
雪道の練習しに行く。腕が落ちていた。磨かねば。
アクセルでドリフトコントロールしやすいのは○。やはり圧雪でトラクション不足なのが×。

2001.1.24
給油しにGS行ったら、また給油口の鍵が凍ってて開かず。で、また鍵をライターで炙って解凍。
さすがに毎度解凍するのは面倒なので、CRCを注入。したたるくらい注入すりゃOKだろ。

2001.1.31
ウォッシャー液きれた。雪かきブラシ折れた。買いに行かねば。
AXってウォッシャー液の残量がわからんので不満。タンクの容量が大きいだけに。

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