AX日記(不定期)Part5
'01.2-5

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2001.2.1
ウォッシャー液補充。-55℃でも凍らないやつ。解氷能力もあるらしい。

2001.2.7
給油時にまたしても蓋の鍵が開かず。鍵の中にあんなにCRC吹いておいたのになあ。ちゃんと水分乾燥させてからじゃないとダメなのか?
慢性的な雪道走行のため(?)、燃費は9km/l。

2001.2.8
雪かきブラシGET。¥280。

2001.2.11
オーバークール解決(一時的)のためにラジエーターを半分覆うくらいの段ボールを装着。はたして効果はあるかな?

オークションでAX(BX)純正フォグランプを落札。
いままで自分のAXに付いていたのはクルマを買ったときから使用不能。ちょうど前輪の跳ね上げる水がフォグの裏側を直撃するらしく、コネクタは錆落ち、リフレクター内には水が溜まっていたのだ。おまけに、片方の光軸調整用の部品が無くなっていて・・ということでした。取り付けるときは何らかの防水方法を考えなくては。

2001.2.13
段ボール効果あり。巡航状態でも水温計が「C」に張り付かなくなった。暖房もきくようになった。

2001.2.19
オーバークール対策の段ボール。
昨日、スキー場に行ったときにも再確認したのだが、なかなか効いている。ちゃんと水温計の針が動いている。ヒーターも寒さを感じないくらいは効くようになった。-10℃くらいまでは大丈夫そうだ。
しかし、このままだとしばらく修理しなそうな気配。いかんいかん。まずはディーラーでサーモスタットを注文しないとなあ。ブヨブヨになっているラジエーターのロアホースも換えるか思案中。

2001.2.22
昨夜、エンジン始動直後にざぶざぶと水たまりの中を走行したら、なぜか水温警告灯がゆっくりと点灯。水たまりを抜けるとともにゆっくりと消灯。その後はまったく点灯せず。謎である。

2001.2.27
最近、冷え込んだ夜に暖気不十分で走り出したとき、ごくまれにバッテリー警告灯と水温警告灯がゆっくりぼんやりと点灯してそしてすぐにゆっくり消えていく現象が発生している。点灯するのはそのときだけ。不吉だ。

2001.3.9
オーバークール対策の段ボールを取り外した。
でも今朝、盛岡は-8℃だったというから、ちょっと気が早すぎたかも。

2001.3.10
夜中ドライブしてたら、やっぱり寒くなってきたので取り外した段ボールをまた取り付けた。外気温-6℃だとダメらしい。

2001.3.12
久しぶりにAXの下まわりをのぞいてみたら、ファンベルト下のアンダーカバーを何処かに落としてた…。かなり下についているACコンプレッサーとファンベルトが無防備な状態(右図上)。
おまけに排気温センサーの配線がびろ〜んと垂れ下がっていました(右図下)。プラスチックの止め具が壊れてた。何かに引っ掛けないように固定しておかないと。
雪が積もってたからって点検を怠っていた。

いつから無くなってたのか…


びろ〜んと垂れ下がってます

2001.3.19
オークションにて¥510で落札したシフトノブを取り付けた。(右図)
イモネジで固定するやつだからネジ径やピッチを気にする必要なし。AXのは、ネジ径13mm、ピッチ1.5mm(実測値)で国産車用のには合わない。
丸形、クロームメッキ(ちょっと派手かも)。ただし、BLAZEとかいう国産ドレスアップ系パーツメーカーのブランド。ホントはそれっぽいメーカー(OMP、Sparco等)のが欲しかったけど、そこまで拘ることもないかな、と。
もともと純正シフトノブの凸凹の付いたプラスチックの触感が好きではなかったから、なんでもいいから替えたかったのだ。ヒビも割れてきてたし(右図)。
そういえば、初期型AXの純正シフトノブ自体にはシフトパターンが入っていなくてブーツ手前側にシールで貼ってある。つまり、パターン無しのシフトノブに替えても問題なし。

2001.4.2
走行距離8万kmを突破。

2001.4.12
燃費13km/l。積雪路ももう無くなったので良好な燃費。

純正のはヒビ割れていたので


こんな感じ

2001.4.4
周囲の人々の聞く話によると、私のクルマはお金がかかると思われているらしい。すぐ壊れるから修理代が高いんじゃないかとか。でも、AX買ってからこの1年半の間に修理に出したのはハブベアリングの交換とブレーキパッドの交換だけ。どっちも消耗品の交換であって故障ではない。
前に乗ってた国産車と維持費は変わんない。クルマ洗ってなくてボロく見えるからって、見かけにはよらないんですよ。でも、どこか(クランクシール?)から漏れてきているオイルでタイミングベルトの端が少し濡れているのが心配。

と、掲示板に書いたら、通行人さん改めhmさんから以下のようなお言葉が。

hmさん:
AXのフロントクランクシール(タイミングベルト側)は弱いです。これ、部品を交換してもまたすぐにオイルがにじみ出てくることが多いです。おそらく、シールそのものの内径が大きいのが原因だと思います。つまり、シールが「弱い」と言うより、「ゆるい」と言うことです。
これの対策は、シールの中に入っているスプリングを5mmほど短く切断し てやると良いです。そうすると短くなったスプリングがクランクシャフト を程良く締め付け、オイルのにじみが少なくなります。もともとシールに は溝が切ってあるので、回転中にオイルが漏れることは少ないと思います。
ほとんどは、シールの緩さからくるエンジン停止時のにじみでしょう。ちなみに、昔のエンジンにはシールの代わりにこの溝だけだったのも有 りましたっけ。エンジンが回ってるときはオイル漏れしないんだけど、止めるたびに、必ず一滴のエンジンオイルが垂れるという....記憶が確かなら、ヒルマンインプ辺りがそうじゃなかったかな…(曖昧モード)

私:
いまのところは大量に洩れているようではないので、オイル洩れ自体は放っておこうと思ってます。とりあえずの対策としてはちょっと硬めのオイルを使うとかですかねえ。いま5W-40入れているんで、次は10W-40あたりに。
それよりはタイミングベルトのほうが気になります。まだ交換してから2万キロも走ってないのですが、オイルで濡れて寿命が短くなっていないか心配です。

hmさん:
純正指定しているのが15W40なのは、もともと設計値が甘いからなのかも。まあ、冗談はさておき、AXのタイミングベルトが弱いというのは、ゴム質云々というより、クランクシールのオイル漏れが原因でしょう。ベルトにオイルが付くと劣化がしますから。

ちなみに、僕は過去に二度、AXのバルブクラッシュを経験しています。ま、ちなむ必要も無いんですけど。

2001.4.20
最近、これといったトラブルもないので、ネタが無い。
しいて言えば、プラスチックパーツ(エアロパーツ?)の止め具が無くなって三カ所ほど外れかかっているくらいかな。
あと、トラブルじゃないが、金がなくて夏タイヤに替えられないこととか。そういえば、エアコンのガスが完全に抜けたようで、ただ補充しただけじゃ根本的な解決にならんのだろうなあ、ってのが当面の問題。

2001.4.21
ネタが無いと昨日書いたせいなのか、今日AXに変化が!
切れていたと思っていたスピードメーターのランプ(60〜100km/h表示付近)がなにごとも無かったように点いていた。
約半年前に突然点かなくなったので、こりゃ切れたんだな、と思っていたんだけど、接触不良だったのね。ドアロックみたいに温度依存性が無けりゃいいけど。(笑) ちゃんと点灯していると、夜中はやっぱりメーター見やすい。

2001.4.27
オイル交換のために、「BP Vervis Neo 15W-40」(右図)を買ってきた。
クランクシールのオイル漏れが気になっていたので、夏のあいだは純正指定粘度にしてみようかなと。
オー○バックスで¥2,980の5%引き。鉱物油ベースで、あまり高性能オイルでもないので、オイル自体の性能はあまり期待していないが、オイル漏れが少しでも減ればとそっちに期待。

BP Vervis Neo 15W-40

2001.4.30
スロットル洗浄、デスビ洗浄、エンジンオイル交換した。

いつもながら、インジェクター周り(右上図)はブローバイのオイルでギトギト。キャブクリーナーで洗浄。
デスビ内部(右図)もわずかなオイル漏れと摩耗粉(?)があったのでこちらも洗浄。
オイル交換は、ドレンボルトの六角の部分に合う24mmのソケットを使用。今回はエレメント交換はなし。
ちなみにドレンのネジはM16、ピッチ1.5mmの規格らしい。四角の穴のサイズは5/16インチ(約8mm)の規格。四角穴用のソケットキーは、kokenなどでも販売しているようだが、近所に工具屋さんがない場合は、「ストレート」でも「ドレーパー 3/8"ドレインプラグキーレンチ 8mm」ってのを通販で手に入れられる。
CMLによると、ダイハツミラクオーレのドレンプラグが同じM16で流用できるらしい。(試したことはない)
私のAXでは、入手時にアルミ製の平ワッシャがドレンワッシャとして使われていたが、2000.10.27の記事にhmさんが「AXの純正ドレンワッシャは中空タイプではなく、普通のワッシャにゴムパッキンが付いた物」と言っていたので、ひょっとしたらこれはゴムパッキンが紛失した後に残ったワッシャーなのかもしれない。今はBOSCHのオイルエレメントに付いてくる中空タイプのワッシャーを使っている。

最近ラフだったアイドリングも若干安定し、無事に終わるかと思ったら…。しかーし、思わぬところに落とし穴が!!
エアダクト類を外すのにタワーバーが邪魔なので、一度外して上記洗浄を終え、再び取り付けようとした時、ストラットアッパーのマウントのボルトをねじ切っちゃいました。
ヘインズのマニュアルによると規定値は20Nmだったので、トルクレンチをその値にセットしてチャキチャキっとラチェットを回していたら、ぜんぜんトルクが上がらない…。「???」と思っていたら、「バツン!」と千切れちゃいました。(T_T)

よく見えませんが、ギトギトっす


ローター下部にわずかなオイル漏れが…


摩耗粉が付着してました

予想外のトラブル発生のため、掲示板でhmさんにご助言を求めたところ、以下のようなレスをいただきました。いつもながら、勝手な転載お許しください。m(_ _)m

hmさん:
あらら、やってしまいましたね。そういう僕も経験者ですのでご安心を(?)
「あれ?なんか抵抗が無いなあ?」と思ってるとポキッと行っちゃうんですよね。まあ、アッパーマウントはボルト二本で止まっているので、一本折れても急にどうかなってしまうと言うことは無いと思いますよ。アッパーマウント自体、サスペンションスプリングの力でインナーフェンダーに押しつけられてもいますし。けど、じゃあそのままってわけにもいきませんから、修理、もしくはアッパーマウントの交換しかないでしょうね。

サスペンションアッパーマウントの部品番号は「503808」、値段は一個、四千円です。交換にはスプリングコンプレッサーが必要です。 ストラットのトップのナットを外すとビヨヨーンとなってしまいますよ。

部品代をケチるなら、アッパーマウントを外して折れたボルトの部分に穴を開け、裏からボルトを差して溶接して固定するってのはどうでしょう。 それだったら、インナーフェンダーとアッパーマウントを直接溶接してしまうという手も有りかな。…って、あとが、大変そうだけど。

僕の場合は、素直にアッパーマウントを交換しました。スラストベアリングなども一緒に交換して足廻りをリフレッシュしました。
こんなんでいいですかね?

私:
hmさん、ありがとうございます! いつもいつもとても感謝しております!
ねじ切りそうだと思ったので、ちゃんとトルクレンチ使って締めてたんですよ。でも、規定値っていうのは新品のボルト&ナットの値なんですよねえ…。かなり金属疲労してたんでしょうか。っていうか材質が悪い?(逆ギレ…)

千切れたネジの頭がまだ少しだけ出ていて、タワーバーを外せばネジ二山は締められそうなので、修理するまでしのげるかも?と考えています。

修理は素直に新品交換しようと思います。でも修理工場に頼む場合、予算の都合上、リフレッシュとまではいかずに片足だけになるかも知れません。自分で修理できれば両足リフレッシュでもいいのですが、CML検索で見たところストラット脱着のときハブごと外さなきゃダメだとか面倒な感じがしました。ハブごと外さずにスプリングコンプレッサー使ってアッパー部分を外して、アッパーマウント交換ってできないのでしょうか?

hmさん:
スプリングコンプレッサーがあれば作業は簡単です。
ハブ側を外さなくても、オンザカーのままアッパーマウントを交換できます。

原因はおそらく、肉眼ではわからないレベルでボルトが伸びていたんでしょう。ストラットタワーバー(アッパー)を付けていると、都合上、アッパーマウントのボルトを締めたり緩めたりすることがあると思います。そうなると、余計にそう言った不具合が出やすいです。

私:
タワーバー外してなんとかネジ二山分締められました。ボルト1本よりはましでしょう。
付けるとその分、ボルトの頭のほうで締めることになるからさらに力学的に疲労しやすいんでしょうね。

そういえばアッパーマウントを外すときにストラットのトップを止めているボルトを緩めますよね。あのボルトの中心にあるトルクス風の穴に合うレンチって特殊工具なんでしょうか? それがないとアッパーマウント外せないですよねえ。

hmさん:
アブソーバーの先は、トルクスで良いです。
サイズはいくつだったかなあ。すいません、ちょっと忘れました。どっちにしても特殊工具なんて使った覚えはないです。

まあ、僕の場合はエアラチェットのみでやっちゃうのがほとんどですが。
毎度毎度、丁寧なご助言ありがとうございます。素人にとっては、いつもとても心強いです。

2001.5.5
いまのところ、大丈夫。>アッパーマウント
それよりも、スロットル&デスビ洗浄おまけにオイル交換でエンジンはゴキゲン。

壊れたのは左のボルト。
とりあえずネジ2山分締めておきます。

2001.5.8
硬いオイルにしたら、どうもオイル漏れが解消したらしい。
駐車しても地面にオイル染みができない。(タイミングベルトの濡れ具合は見ていないけど)
あなどれんぞ、指定粘度。

そういえば、AXのタイヤと言えば、155/65R14のMICHELIN MXL。この間、オー○バックスで貰ってきたミシュランのカタログ見たら、MXLも載ってたけど、ENERGY XT1っていうのにも 155/65R14がラインナップされてた。MXLの後継モデルなんだろうか。カタログには「ヨーロピアンコンパクトカー対応のコンフォートタイヤ」とある。非対称トレッドパターン採用とか少し値が張りそうだけど。165/60R14のヨコハマAVID、ブリジストンB60と比べて安けりゃ買いなのだが、そりゃないだろうなあ。

上のコメントに対して以下のようなhmさんのコメントがありました。
AXに乗っている知り合いが周りにいない(普通いない?)ので非常にありがたく思っています。同じ様な境遇のAX乗りのために度重なる転載をお許しください。

MICHELIN MXL


MICHELIN XT1

hmさん:
XT1は、MXL>MXT>MXEと続いているミシュランのスタンダードなタイアですね。MXLは155/65R14という一般には聞き慣れないサイズが標準サイズのAX(一部の車種)のために残してあったようです。普通、14インチは165以上しかなく(国産タイアにはそのような規定もあったはず)、MXT、MXE にもこのサイズの設定がありませんでしたので。
現在のところ、XT1 は欧州車等の新車装着タイアという位置づけで、日本ではまだ品薄で補修用タイア扱いです(XH1、XT2なども同じ)。ミシュランの常で出端のタイアは値段が高いので、もう少し普及しないとこなれた値段にはならないでしょう(減価償却のめどが立つと値下げするそうで)。具体的には、MXLに比べ、三千円ぐらい高いのが相場かな。金額だけ見ると、MXLが八千円前後だから、三千円というのは結構な価格差に感じますね。まあ、乗り心地やグリップ力にも差があるので、価格だけで比較するのも 間違いでしょうけど。どちらにしても、XT1が主力になってくる と、MXLは無くなるんでしょうね。
ちなみに、カタログには載っていないんですが、125R15のXもまだ供給があります。これご存じ2CVのタイアサイズですね。昔、ミシュランがシトロエンを救ったように、今もシトロエンはミシュランに助けられているのかもしれませんね。

私:
いまだ夏タイヤを持っていないので(腐ったMXLならあるんですが…使うのは怖い)、スタッドレス履きっぱなしです。
スタッドレスもダメにしちゃう前に夏タイヤ欲しいんですけどねえ…。

やっぱり、カタログにワンサイズだけ載っていたMXLは、AX専用品でしたか。2CVのタイヤといい、ミシュランにしては、今も昔もシトロエンは厄介な(?)メーカーなんだろうか。

XT1、品薄なうえに高いんですか…。B60も8千円前後、AVIDは7千円前半。そっちのほうになびいてしまいそう。でも、純正サイズのタイヤも履いてみたい気もする。迷いますね。

hmさん:
ちなみに僕は、89年式14TRSに、155/70R13または165/65R13のMXTをホイールのリム幅によって使い分けています。
スタッドレスは去年155/65R14のXM+S100を使っていました。
もう一台の89年式GTの方は、185/55R14のRE540S(BS)と175/60R14のD98J(DL)をコンパウンドで使い分けています。
腐ったMXL…想像しただけでグリップしそうにないですね。(苦笑)

私:
13インチホイールのほうが選択肢ありそうですね。


2001.5.17
ここしばらく忙しくてAXを動かしていない。(動かせば話題には事欠かない?)
そういえば、しばらく放っておいた後にAXのエンジンをかけると白煙を吹きます。(笑)
たぶんオイル下がりでしょう…。悪化しないことを祈る。

2001.5.19
今度のエンジンオイル、Vrevis Neo(15W40)は、今のところまあまあいい感じ。暖機するまで、エンジンのレスポンスが悪いが、15Wなのでしょうがない。
何よりもオイル漏れが減ったのが嬉しい。

2001.5.23
Guybue mantaさんのHP「www.AXGTi.ne.jp/」の「AX Maniax」にオーガニゼーションナンバーからそのAXの生年月日がわかるフォームがあり、自分のAXの生年月日を調べてみると、「9 January 1990」であった。う〜む、正月明けかあ…。(って、フランスではどうなんだろ?)

オーガ(ニゼーション)ナンバーは「4811」

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